撮影地ガイド

チャツボミゴケ公園

四万温泉のある中之条町には鉄鉱石の鉱床があり、1966年(昭和41年)まで露天掘りによる採鉱が行われていた。その露天掘りの窪み(俗称、穴地獄)に自生しているのがチャツボミゴケである。この苔は酸性の水が流れる場所で生育するが、広範に自生しているのは珍しく、本州ではこの「チャツボミゴケ公園」だけ(※有料。冬季は閉鎖)。ゴツゴツした岩場を覆う鮮やかな緑色の苔と、その間を流れる水流とのバランスに注目しながら構図を決定。そして、ISO感度を下げて1/4秒の低速シャッターに設定することで、水流の動感を表現する。木漏れ日状態であまり明るくなかったので、この低速シャッター表現が可能になった。(吉森信哉

ソニーα9 FE 24-70mm F2.8 GM シャッター優先オート 1/4秒 絞りF16 -0.3補正 ISO50 WB:オート

2020/7/11 21:15

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