撮影地ガイド

大悲願寺の観音堂

真言宗豊山派の大悲願寺は、1191年(建久2年)に源平合戦で名を馳せた武将、平山季重によって建立されたと言われている。本堂の西側にあるのが、国の重要文化財である木造阿弥陀三尊像が安置されている観音堂。その木造阿弥陀三尊像は普段は拝観できないが(毎年4月の2日間だけ開帳)、観音堂の屋根の下の壁面に施された極彩色の彫刻が目を引く。ここでは、正面向かって左側に位置する極楽図に注目。お堂の正面角の位置から広角域で見上げるように撮影し、周囲にある屋根の垂木飾や格子が広がるように捉えてダイナミックに描写した。(吉森信哉
オリンパスPEN-F M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ 絞り優先オート 絞りF8 1/8秒 -0.7補正 ISO1600 WB:晴天

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