撮影地ガイド

海に向かって墓石が立ち並ぶ花見潟墓地の夕暮れ

日本海に面した海岸に集中した、大規模な自然発生墓地である。東西350メートルにわたり約2万基の墓が立ち並んでいて、毎年お盆には灯籠に火が灯され、日が暮れるにしたがって幻想的な光景が広がる。可能ならば晴れた日を選び、暮れる前の“薄明の空”や水平線近くに見える漁火を取り入れながら撮影したい。技術面でのポイントは、好みの色調を得るためのホワイトバランスや、手ブレ防止のためのISO感度設定など。なお、ここは観光スポットである前に“墓地である”ということを忘れず、節度ある行動を心がけたい。(吉森信哉
オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 絞り優先オート F2.8 1秒 -0.7補正 ISO800 WB:蛍光灯

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