撮影地ガイド

鴨川の流れ

京都市を流れる淀川水系の一級河川「鴨川」。平安京の時代には、この鴨川が都の東限とされていた。現代では、河川敷に遊歩道が整備されていて、市民や観光客の憩いの場として親しまれている。この写真は京都府立植物園の南側にある北大路橋の上から撮影したもののだが、このあたり(高野川が合流する出町の以北)の川の地図上表記は、鴨川ではなく「賀茂川」となっている。目を付けたのは、一定間隔で設けられた複数の堰(せき)と、その先に見える山並の稜線。要素を濃密に見せるため、圧縮効果が期待できる望遠ズームを使用して撮影した。薄曇り状態の夕方の撮影なので少しメリハリに欠ける描写だが、そのぶん穏やかな雰囲気になった。(吉森信哉

オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R 絞り優先オート F11 1/160秒 -0.3補正 ISO640 WB:オート

2020/7/14 21:15

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