撮影地ガイド

興福寺の南円堂

興福寺境内の西南位置にある「南円堂」は、西国三十三所の第九番札所として人々の参拝が多い御堂である。813年(弘仁4年)、藤原冬嗣が父の内麻呂(うちまろ)追善のために建立した。本瓦葺の八角円堂であるその姿は、建物全体を写しても絵になりやすい。ここでは、お堂のすぐ近くから広角ズームを使って部分的に狙う。超広角域で大きく見上げることで、肉眼とは違うダイナミックに描写に。また、画面左に太陽近くの明るい空を、画面右には右近橘(うこんのたちばな)を入れて、南円堂周辺の雰囲気が伝わるようにした。(吉森信哉

オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH. 絞り優先オート F11 1/60秒 -0.7補正 ISO400 WB:オート

2020/7/17 21:15

撮影地のマップ

おすすめのタグから探す