海上交通の守り神として、海の関係者の厚い信仰を集める金刀比羅宮の総本宮。象頭山の中腹にあり、麓から785段の石段を上ると、海抜251メートルに建つ御本宮に到着する。御本宮の北東には展望台があり、讃岐平野を見渡せる。讃岐富士の向こうには、瀬戸大橋も望める。年間を通じてさまざまな神事が行なわれるが、中でも5月5日の奉納蹴鞠はほかではあまり見ることのできないユニークなもの。（小田切裕介）
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