国道314号線の三井野原と坂根を結ぶ、日本最大規模の二重ループ方式道路「奥出雲おろちループ」。その名称は、日本神話の「ヤマタノオロチ」に由来する。大小11の橋と3つのトンネルで構成され、105メートルの高低差を一気に駆け上る。被写体として見た場合、ループ方式の部分は被写体としては弱いが、ループを下りると見えてくる三井野大橋の“赤い橋脚”は目を引く。近くの駐車スペースに車を停め、橋脚の下に位置する坂根トンネルの手前まで徒歩で移動。そして、青空と白い雲の色の取り合わせを意識しながら撮影した。（吉森信哉）
オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 絞り優先オート F8 1/200秒 ISO200 WB：オート C-PLフィルター使用