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奈良県の中央部付近の明日香村は、飛鳥時代の宮殿や史跡が多く発掘されている“日本史の原点”とも言える場所。昔懐かしい農村風景の中に、ミステリアスな各種の石造物が点在する。長方形の花崗岩でできた「酒船石」もそのひとつ。酒造り…

「八坂さん」の名で親しまれている神社で、7月開催の日本三大祭のひとつ「祇園祭」の舞台としても有名。本殿や舞殿など、敷地内の主要施設も見所だが、出入口になるこの「西楼門」の色彩や佇まいも魅力的。ただし、多くの観光客が訪れる…

“坂の町”尾道では、いろいろな場所から街並みを見下ろすことができる。千光寺公園内にある鼓岩(別名、ポンポン岩)も、眼下に広がる街並みや尾道水道が見下ろせる絶好のビューポイントである。また、単に眼下の風景を見下ろすだけでな…

中国地方唯一の国営公園「備北丘陵公園」。その園内にある「ひばの里」は、中国山地の農村の建物や風景を再現した、公園の中心施設。例年、11月中旬から「ウィンターイルミネーション」が開催されるが、ひばの里一帯はそのメイン会場。…

巨石や奇石、複数の滝などが堪能できる横谷峡谷。その滝の中でも、近い位置からダイナミックな姿が見られるのが、この「乙女滝」。周囲にある新緑や紅葉を絡めたり、厳寒期の凍てついた様子を捉えたり……と、季節ごとの要素を取り入れな…

忍野村には、国の天然記念物や世界遺産富士山の構成資産の一部としても認定される湧水池「忍野八海」がある。また、湧水地の周囲には茅葺き屋根の観光施設や建物もある。そういった屋根や周囲の木立を絡めて富士山を狙えば、画面内に奥行…

正式名称は「白衣観音像」で、大船観音寺(曹洞宗)のシンボル的な像。全長約25mの巨大な姿は、大船観音寺の周辺や近くのJR大船駅などから望める。境内で近くから狙い大きさを強調するのも悪くない。だが、この写真のように少し離れ…

空に昇る満天の天の川。このような天の川を撮影したければ、なるべく暗い空を狙う必要がある。都会の街灯りが影響する場所は不向きで、月明かりにも注意。新月が最高条件となる。この写真も港にある唯一の暗い街灯が明る過ぎるために、雲…

暮れなずむころの竜串海岸。奇岩が有名で、印象的な海岸線をトワイライト時に撮影。おどろおどろしい雲も海岸の印象を高めてくれた。しかし、ここは海岸の岩場で外灯ももないため、夜間撮影には細心の注意が必要だ。(藤村大介) ニコン…

別子銅山跡の東平ゾーン。別名“東洋のマチュピチュ”。本物のマチュピチュに比べるといささか規模は小さいが、奥深い山にひっそりと残る石の建造物は、当時の栄華を偲ばせる。夜の遺跡の周りにはナトリウム光の外灯しかないために光の当…

カルスト台地は岩だらけで、特に夕方や夜の撮影が面白い。葉の落ちた木をシルエットにし、遠くまで続く岩の台地を狙う。地球ではないような印象にするためにホワイトバランスとカラーを調整している。(藤村大介) ニコンD810 AF…

日曜日。呉に停泊している旗艦も休日なのだろうか。この日はさまざまな艦が停泊していた。こうしてたくさんの艦がいるということは平和の証ともいえる。艦の出番待ちが永遠に続いて欲しいという願いを込めて、静かな呉港の様子を描写して…