ニュース

“α史上最高のボケ味” の中望遠単焦点レンズ「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」

ソニーEマウントのフルサイズミラーレス一眼カメラに対応する中望遠単焦点レンズ「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」が登場。アポダイゼーション光学エレメントを内蔵したSTFレンズで、“α史上最高のボケ味” を謳っている。

20170210_y-koba_capa2
↑フルサイズミラーレス一眼「α7」シリーズに対応。4月発売予定で、実売予想価格は20万3040円

■光学性能
レンズの中心から周辺にかけて透過光量が少なくなる特殊効果フィルター「アポダイゼーション(APD)光学エレメント」を内蔵したSTF(Smooth Trans Focus)レンズ。大口径レンズの画面周辺で目立ちやすい口径食(ボケ像の歪み)や二線ボケの発生も抑制し、画面全域でなめらかな円形のボケが得られる。プレミアムレンズ「Gマスター」シリーズならではの高い解像性能を持ち、ピントのあった部分を鮮明に際立たせた立体感のある描写が可能。

■AF性能
コントラストAFと像面位相差AFの両方に対応し、フォーカス駆動にはダイレクトドライブSSM(Super Sonic wave Motor)を採用。静止画はもちろん、動画撮影時も静かで高速・高精度にピントを合わせる。

■操作性
マクロ切り替えリングを使って最短撮影距離0.57m・最大撮影倍率0.25倍の近接撮影が可能になる「マクロ域切り換え機能」、ファインダーから目を離すことなくAF/MFモードの切り替えができる「フォーカスモードスイッチ」、絞りリングのクリックON/OFF切り替えスイッチ、フォーカスホールドボタンを搭載。防塵・防滴に配慮した設計となっている。光学式手ブレ補正機構内蔵。

20170210_y-koba_capa3
↑作例

 

20170210_y-koba_capa4
↑レンズ構成図

■主な仕様
●型名 SEL100F28GM ●マウント ソニーEマウント ●焦点距離 100mm(APS-Cサイズのデジタルカメラ装着時は35mm判換算 150mm相当) ●レンズ構成 10群13枚 ●画角 24°(APS-Cサイズのデジタルカメラ装着時は16°) ●絞り羽根枚数 11枚(円形絞り) ●開放絞り F2.8 ●最小絞り F20 ●最短撮影距離 0.85m(マクロ切り換えリング 0.85m-∞時)/ 0.57m(マクロ切り換えリング 0.57m-1.0m時) ●最大撮影倍率 0.14倍(マクロ切り換えリング 0.85m-∞時)/ 0.25倍(マクロ切り換えリング 0.57m-1.0m時) ●フィルター径 φ72mm ●サイズ(最大径×全長) φ85.2×118.1mm ●質量 約700g ●付属品 フード、レンズフロントキャップ、レンズリヤキャップ、ソフトキャリングケース