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金星探査機「あかつき」を支えるニコンの光学系

金星周回軌道への投入が成功し、撮影した金星の画像を続々と届けてくれている金星探査機「あかつき」。実はこの「あかつき」に搭載されたカメラには、ニコンの光学系が採用されている。

 

JAXAオフィシャルサイトより
JAXAのサイトで公開している金星周回軌道への投入成功のニュース。この金星の画像は、ニコン製の光学系を搭載した紫外イメージャ(UVI)が撮影したものだ。

 

「あかつき」は、金星の大気を観測することを目的とした惑星気象衛星で、日本の探査機が惑星の周回軌道に入るのは今回が初めてとなる。

ニコンは、このプロジェクトにおいてレンズや鏡筒など4つの光学系の設計・製造を担った。金星軌道投入に至る過程においては設計条件を上回る熱環境に何度もさらされたそうだが、その過酷な状況に耐え、「あかつき」の金星画像取得に貢献している。

ニコンは、2006年1月に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」や、赤外線天文衛星「あかり」(2006年2月打ち上げ)、惑星分光観測衛星「ひさき」(2013年9月打ち上げ)など、多くの人工衛星や探査機の開発に参加してきた。ニコンでは、今後も宇宙空間の観測・測定に挑戦するプロジェクトをサポートしていくとのこと。