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「富士フイルム GFX 50S」にフリッカー低減などの機能を追加する最新ファームウェア公開

中判ミラーレスカメラ「富士フイルム GFX 50S」のファームウェアVer.3.10が、2018年5月30日(水)に公開された。フリッカー低減などの機能が追加されている。

なお、今回バージョンで搭載予定だったフォルダー選択・フォルダー作成機能は、6月中旬公開予定のVer.3.20での搭載となる。

FUJIFILM GFX 50S

FUJIFILM GFX 50S ファームウェア Ver.3.10

■変更内容

  • フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WRに搭載された新機能に対応
    新「フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR」に搭載された新機能に対応し、フォーカスプリセット機能や鏡筒の先端4カ所に配置したフォーカスコントロールボタンでフォーカスロックやオートフォーカス動作が可能となる。
  • フリッカー低減機能追加
    蛍光灯や水銀灯など照明のちらつきがある不安定な光源下での連写撮影でも安定した露出を実現し、インドアスポーツの撮影などで威力を発揮する。
  • 撮影モード時の情報表示内容の拡大表示とカスタマイズ設定できる情報表示拡大モード(EVF/LCD)追加
    撮影モード時に表示されるGUIアイコンや情報表示をLCD、電子ビューファインダーそれぞれで拡大表示できる。拡大表示時に撮影モード画面内に表示する情報をカスタム設定することが可能。
  • 35mmフォーマットモードのFnボタン割り当て追加
    35mmフォーマットモードをFnボタンに割り当てることでより簡単に機能を切り替え可能。
  • カメラ設定の保存・読み出し機能にカスタム登録/編集の設定内容を追加
    無償ソフトウェア「FUJIFILM X Acquire」(Ver.1.7以降)を介して、USB接続によるPC上でのカメラ設定の保存・読込み機能において、カスタム登録/編集で設定した内容も保存・読み込みができる。

ダウンロードはこちらから。

 

また、不具合発生により公開が中止された「X-T2」ファームウェアVer.4.00の修正ファームウェアと、公開が延期されている「X-H1」「X-Pro2」の最新ファームウェアも、公開時期が発表された。

X-T2(ファームウェア Ver.4.10):6月中旬公開予定
X-H1(ファームウェア Ver.1.10):6月中旬公開予定
X-Pro2(ファームウェア Ver.5.00):6月下旬公開予定

5月に公開予定だった最新の「FUJIFILM Camera Remote」は、X-H1のファームアップに合わせて6月中旬公開予定となる。