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ゴドックス大光量フラッシュの上位モデル「WITSTRO AD600Pro」発売

ケンコープロフェショナルイメージング(KPI)は、GODOX(ゴドックス)の大光量フラッシュ「AD600」の上位モデル「WITSTRO AD600Pro」を2018年7月2日(月)に発売する。価格は121,880円(税別)。

また、ワイヤレスフラッシュトリガー「X Pro」にS(ソニー用)、F(フジフイルム用)を追加。AD360/AD200用の「AD-S17 ディフューザーボール」も2018年7月2日(月)発売となる。

■WITSTRO AD600 Pro

GODOX WITSTRO AD600 Pro

「WITSTRO AD600Pro」は、AD600の上位モデルとして位置付けられ、フル発光時のリサイクルタイム0.9秒の高速チャージでストレスのない撮影が可能な大光量フラッシュ。内蔵2.4GHzワイヤレスXシステムのスレーブ機能を使用して各社TTLシステムに対応するほか、フラッシュトリガーXPro、X1などを使用してTTL/M/マルチモードなどの各モードによるワイヤレス発光に対応する。

発光モードはフラッシュの出力に応じて自動調光する「PROF モード」と、出力を10〜100から選択して点灯する「出力固定モード」を装備。さらにカスタムファンクションの「COLOR(色温度)モード」を選択することで、すべての出力範囲において色温度変化を±75K以内に保つことができる。

ファームウェアのアップグレードは、Type-C USBポートを経由して行うことができ、400Wタングステン相当の38W・4800Kのモデリングランプを搭載する。また、最大 600Wのハイパワーフラッシュを提供する28.8V/2600mAhリチウムイオンバッテリーパックを標準装備しており、最大360回のフル発光が可能。別売りのACアダプターを使用することで、ロケーション撮影だけでなくスタジオ撮影でも使用可能なフラッシュになる。

 

■X Pro

GODOX X Pro

ワイヤレスフラッシュトリガー「X Pro」は、ゴドックスXシステム搭載フラッシュ(AD360II、AD360/180、AD200、AD600、AD600Pro、V860II、TT350各シリーズなど)をワイヤレスでコントロールすることができるトリガー。X1Rレシーバーを各社純正スピードライトに装着することで、それらもコントロールが可能になる。キヤノン、ニコン用に加えてS(ソニー用)、F(フジフイルム用)が新たに追加された。価格はいずれも10,880円(税別)。

 

■AD-S17 ディフューザーボール

GODOX AD-S17 ディフューザーボール

「AD-S17 ディフューザーボール」は、AD200、AD180/360、360IIに装着して、前面180度に広がる柔らかい光を作り出すことができる専用アクセサリー。価格は1,750円(税別)。

 

主な仕様

■WITSTRO AD600 Pro
[ガイドナンバー]87(m・ISO100) [マウント]Bowens [フラッシュ閃光時間]1/220〜1/10100 秒 [出力]600Ws [リサイクルタイム]約0.01〜0.9 秒 [発光回数]360回 [サイズ]250×245×125mm [重量]約3kg

■X Pro
[電源]単3形乾電池2本 [モード]TTL(E-TTLII、i-TTL)、マニュアル、マルチ、OFF [機能]ハイスピードシンクロ、後幕シンクロ、フラッシュ露出補正、フラッシュ露出ロック、フォーカスアシスト、モデリングランプ制御、ブザー音制御、ズーム制御、TCM 機能など [送信範囲]最大100m [チャンネル数]32 [グループ]5もしくは16 [ファームアップ機能]USB ポートを経由して可能 [ディスプレー]大画面 LCDパネル(バックライト ON/OFF) [サイズ]90×76×190mm [重量]80g

 

 

〈文〉柴田 誠