ケンコー・トキナーは、天体望遠鏡にCMOSカメラ「デジアイピースDX」をセットした「スカイエクスプローラー SE-AT100Nデジアイピースセット」「スカイエクスプローラー SE-GT102Mデジアイピースセット」を2018年6月29日（金）に発売した。
天体望遠鏡のアイピース代わりにデジアイピースDXを差し込むことで、SE-GT102Mは12,700mm相当、SE-AT100Nは4,400mm相当（いずれも35mm判換算）の迫力ある映像をパソコンのモニターで楽しむことができる。
「デジアイピースDX」は、1/4”CMOSイメージセンサーを採用した、天体望遠鏡の映像をパソコンに取り込めるCMOSカメラ。最大90万画素の静止画、1280×720（30fps）の動画撮影が可能で、USB接続によりWindows7 / 8 / 10（32/64bit）のOSに対応する。オープン価格で発売中だ。ケンコー・トキナーオンラインショップ直販価格は7,430円（税込）。
スカイエクスプローラーSE-GT102Mデジアイピースセット
マクストフカセグレン式望遠鏡「スカイエクスプローラー SE-GT102M」に、デジアイピースDXをアイピースの代わりに差し込むだけで、35mm判換算で焦点距離約12,700mm相当の天体写真・ムービー撮影が可能となる。希望小売価格は120,000円（税別）。
スカイエクスプローラーSE-AT100Nデジアイピースセット
ニュートン反射式望遠鏡「スカイエクスプローラー SE-AT100N」にデジアイピースDXをセットすると、35mm判換算で焦点距離約4,400mm相当になる。価格はオープンで、ケンコー・トキナーオンラインショップ直販価格は37,584円（税込）。
主な仕様
■デジアイピースDX
［イメージセンサー］1/4″CMOSイメージセンサー ［動画サイズ］160×120（30fps）、320×240（30fps）、640×480（30fps）、1280×720（30fps） ［静止画サイズ］2万画素、8万画素、30万画素、90万画素 ［動画ファイル形式］AVI（MJPEG、YUY2） ［静止画ファイル形式］JPEG ［露出］自動 ［ホワイトバランス］自動 ［最低照度］50Lux（望遠鏡の仕様による） ［インターフェース］USB2.0 ［外部電源］PCからのUSB接続 ［サイズ］W42×D40×H57mm ［重量］21ｇ（本体のみ）
■スカイエクスプローラー SE-GT102M
［光学系］マクストフカセグレン式 ［主鏡有効径］102mm ［焦点距離］1,300mm ［F値］12.7 ［極限等級］11.8等星 ［集光力］212.33倍 ［分解能］1.14秒 ［ファインダー］6倍 30mm ［接眼部サイズ（スリーブ径）］φ31.7mm ［サイズ］115×310mm（突起部を除く） ［重量］1.9kg
■スカイエクスプローラー SE-AT100N
［光学系］ニュートン反射式 ［主鏡有効径］100mm ［焦点距離］450mm ［F値］4.5 ［極限等級］11.8等星 ［集光力］204.08倍 ［分解能］1.16秒 ［ファインダー］6倍 24mm ［接眼部サイズ（スリーブ径）］Ф31.7mm（スリーブ・差し込み式） ［台座部］アリガタプレート ［サイズ］140×420mm（突起部を除く） ［重量］1.6kg（接眼レンズを除く）
〈文〉柴田 誠