ニュース

パナソニックが高級コンデジ発表。フィルムのようなモノクロ写真や4K動画が撮れる

パナソニックは、4/3型 高感度MOSセンサー搭載と操作性の向上により、こだわりの高画質撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ「LUMIX LX100 II(DC-LX100M2)」を2018年10月18日(木)に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は115,000円前後(税別)。

LUMIX DC-LX100M2

「LUMIX DC-LX100M2」は、従来機DMC-LX100(2014年11月発売)譲りのLEICA DC VARIO-SUMMILUX 24-75mm /F1.7-2.8レンズに、ミラーレスカメラで採用しているローパスフィルターレスの4/3型 高感度MOSセンサーを新たに搭載し、さらなる高画質を実現したコンパクトデジタルカメラ。

LUMIX DC-LX100M2

■タッチで直感的な操作が可能

約124万ドットのタッチパネル液晶モニターを新たに採用することで、タッチAF、タッチパッドAFなどのダイレクトな操作性を実現した。ファインダーは約276万ドット相当の高精細LVFを搭載する。

LUMIX DC-LX100M2

 

■10個のFnボタンに機能を割り当てられる

各種設定が素早く直感的にできるリング・ダイヤル操作となっており、撮影機能を設定できるFnボタンが合計10個に増設されたことで、カスタマイズ性の向上も図られている。

LUMIX DC-LX100M2
LUMIX DC-LX100M2

 

■フィルムのような質感のモノクロ写真が撮れる

フォトスタイルには、従来のモノクロームに加え、質感表現を追求した「L.モノクローム」、ハイライトとシャドウを強調しつつも絶妙にディテールを残した「L.モノクロームD」を新たに搭載。さらに「モノクローム」「L.モノクローム」「L.モノクロームD」では、フィルム写真の質感を表現する粒状感を弱 / 中 / 強から選択して設定できるようになり、好みに合わせたモノクロ表現が可能となっている。

 

■被写体の動きを1枚の写真に

もちろん、パナソニックのカメラでおなじみの「4K動画」撮影、秒間30コマ連写で決定的瞬間をとらえる「4Kフォト」をはじめ、被写体の動きや顔を自動検出し、写真選択の手間を軽減する「4Kフォト オートマーキング」、一連の動きを1枚の写真に合成する「4Kフォト 軌跡合成」といった機能も搭載されている。

 

■多彩な機能で撮影をサポート

また、高速・高精度な空間認識技術(DFDテクノロジー)による「空間認識AF」、動きの速い被写体も逃さない「約11コマ/秒 高速連写(AFS時)」、最長30分までの露光が可能になった「タイム(T)撮影」、高画質な接写撮影を可能にする「3cmマクロ撮影」、22種類から選べる「フィルター」、カメラ本体でRAW形式データをJPEGに現像できる 「カメラ内RAW現像」など、多彩な機能が盛りだくさんだ。スマートフォンとの接続は「Bluetooth 4.2」を採用。パソコンからでも充電できる「USB充電」にも対応する。

 

■主な仕様

品番 DC-LX100M2
カラー ブラック
有効画素数 1700万画素
撮像素子 4/3型 高感度MOSセンサー
レンズ LEICA DC VARIO-SUMMILUX 24-75mm/F1.7-2.8 [焦点距離]10.9〜34mm(35mm判換算 24〜75mm) [開放F値]F1.7〜2.8 [光学ズーム倍率]3.1倍 [レンズ構成]8群11枚(非球面8面5枚)
ファインダー 0.38型 約276万ドット相当 フィールドシーケンシャル方式カラー液晶LVF
シャッター速度(静止画) [メカシャッター]60〜1/4000秒 [電子シャッター]1〜1/16000秒、T(タイム)最大約30分
モニター 3.0型 約124万ドットモニター(静電容量方式タッチパネル)
記録媒体 SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I U3対応)
サイズ(幅×高さ×奥行) 約115.0×66.2×64.2mm
質量 約350g(本体のみ)/約392g(バッテリー、メモリーカードを含む)
付属品 バッテリーパック、ACアダプター(USBタイプ)、USB接続ケーブル、ホットシューカバー、レンズキャップ、レンズキャップひも、ショルダーストラップ ほか

 

 

〈文〉柴田 誠