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天体観測ファンが大集合の新潟「胎内星まつり」とは?

2日目には、天体写真家・沼沢茂美さんによる天体写真講座が開催された。当初は50名の定員で開催する予定だったが、受講希望者が多く、急遽立ち見席も用意された。

胎内星まつり
 

講座では天体写真を撮影するにあたってのカメラやレンズの選び方、露光時間やピントの合わせ方などが分かりやすく解説された。

胎内星まつり
 

会場ではオークションも行われていた。出品されていたのは天体望遠鏡や三脚、カメラバッグから製図用のコンパス、ベルト、毛皮のコートなどなど。笑顔で写真に写るこちらの親子は長い競り合いの末、天体望遠鏡セット(ほぼフルセット)を落札。

胎内星まつり
 

2日目の夜は雨になってしまったが、ステージではプロ、アマ問わず天文にゆかりのあるミュージシャンがステージにあがり、大いに盛り上がった。

胎内星まつり
 

2日目の夜23時からは「月刊天文ガイド」企画制作のライブ配信「星まつりの夜かな?」が行われ、ソニー、リコーイメージング、ビクセンなどのメーカー担当者が出演。胎内星まつり実行委員会の沼沢茂美さん、落語家の柳家こゑん師匠、星の村天文台台長の大野裕明さん、カメラマンの井川俊彦さんと熱く語り合った。

胎内星まつり
 

中継の様子はYoutubeで見ることができる。

 

1日目の夜はなんとか晴れたものの、2日目はまさかの雨。残念な天気だったにもかかわらず多くの天文ファンが会場内に集まり情報交換をしたり、お互いの自慢の望遠鏡を覗きあったり、アウトレット品を爆買いしたり…。ディープな天文マニアしかいないのかと思っていると、普通に地元のおじいちゃんおばあちゃんが孫を連れて歩いていたりと、とてもアットホームな雰囲気が印象に残った「胎内星まつり」だった。来年の「胎内星まつり」は2019年8月23日〜25日の予定。

 

 

〈写真・文〉青柳敏史

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