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「EOS R」でポートレート撮影が楽しめる大口径レンズ「RF50mm F1.2 L USM」

キヤノンが、新システム「EOS R システム」のフルサイズミラーレスカメラ「EOS R」と、交換レンズ「RFレンズ」4本を2018年9月5日(水)に発表した。「RF50mm F1.2 L USM」は、高画質を追求した開放F値1.2の大口径標準単焦点レンズ。大きくやわらかなボケ表現とシャープネスを両立させた、ポートレート撮影におすすめの1本だ。2018年10月下旬発売予定、希望小売価格325,000円(税別)。

<2018.9.24>
発売日が2018年10月25日(木)に決定。

RF50mm F1.2 L USM

 

「EOS R システム」が採用している新開発の大口径レンズマウント「RFマウント」は、一眼レフ用のEFマウントと同じ内径54mmの大きなマウント径、ミラーレスカメラならではのショートバックフォーカスが特長。RFレンズは、フォーカスリングとズームリングに加えてコントロールリングも備え、露出補正や絞り数値の設定などを任意に割り当てることができる。

ショートバックフォーカス
無限遠に焦点を合わせたときの、レンズの最後のガラス面の頂点から撮像面までの光軸上の距離が短いこと。

 

■開放F1.2から高解像

UDレンズ1枚、研削非球面レンズ2枚、ガラスモールド非球面レンズ1枚を含む9群15枚のレンズ構成。色収差をはじめとする諸収差を補正し、開放F1.2から画面全域で高解像・高コントラストな描写性能を発揮する。コーティングは、フレアやゴーストの発生を抑制する特殊コーティング「ASC(Air Sphere Coating)」を施している。
RF50mm F1.2 L USM

■被写体に近づくことでボケを引き立たせる

最短撮影距離は約40cm。被写体に近づき、美しいボケをいかしたクローズアップ撮影が楽しめる。「デュアルピクセル CMOS AF」とレンズ制御の最適化により、高精度なピント合わせが可能。

RF50mm F1.2 L USM

■主な仕様

マウント キヤノンRFマウント
焦点距離 50mm
開放絞り F1.2
最小絞り F16
レンズ構成 9群15枚
画角(水平/垂直/対角線) 40°/ 27°/ 46°
絞り羽根枚数 10枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.39m
最大撮影倍率 0.18倍
フィルター径 φ77mm
サイズ(最大径×長さ) φ89.8×108mm
質量 950g
付属品 ケース、フード