キヤノンが、新システム「EOS R システム」のフルサイズミラーレスカメラ「EOS R」と、交換レンズ「RFレンズ」4本を2018年9月5日(水)に発表した。「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」は、手持ちでマクロ撮影が楽しめる最大撮影倍率0.5倍の広角マクロレンズ。小型軽量なのでスナップ撮影にもおすすめ。2018年12月下旬発売予定、希望小売価格75,000円(税別)。
<2018.10.16>
発売日が2018年11月15日(木)に決定。
「EOS R システム」が採用している新開発の大口径レンズマウント「RFマウント」は、一眼レフ用のEFマウントと同じ内径54mmの大きなマウント径、ミラーレスカメラならではのショートバックフォーカスが特長。RFレンズは、フォーカスリングとズームリングに加えてコントロールリングも備え、露出補正や絞り数値の設定などを任意に割り当てることができる。
ショートバックフォーカス
無限遠に焦点を合わせたときの、レンズの最後のガラス面の頂点から撮像面までの光軸上の距離が短いこと。
■「EOS R」にぴったりの小型・軽量設計
ガラスモールド非球面レンズを含む9群11枚のレンズ構成。開放F1.8の明るさと、長さ62.8mm、重さ305gの軽量コンパクト設計を両立させた。ミラーレスカメラ「EOS R」と組み合わせて、気軽に持ち歩いて撮影が楽しめる。
■手持ちでマクロ撮影が楽しめる
最大撮影倍率は0.5倍、最短撮影距離は17cm。被写体に接近して、ボケ味をいかした迫力あるマクロ撮影ができる。手ブレを高精度に補正する「ハイブリッドIS」により、手持ちでマクロ撮影が楽しめる。
■最大5段分の手ブレ補正
静止画撮影時は、「デュアルセンシングIS」によりシャッタースピード換算で最大5段分の手ブレ補正効果を発揮。動画撮影時は、レンズ内の光学式手ブレ補正とカメラボディ内の電子式手ブレ補正を組み合わせた「コンビネーションIS」でブレを防ぐ。
■RF35mm F1.8 MACRO IS STM 主な仕様
マウント キヤノンRFマウント
焦点距離 35mm
開放絞り F1.8
最小絞り F22
レンズ構成 9群11枚
画角(水平/垂直/対角線) 54°/ 38°/ 63°
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.17m
最大撮影倍率 0.5倍
フィルター径 φ52mm
サイズ(最大径×長さ) φ74.4×62.8mm
質量 305g