野村浩さんがSNS上で不定期に連載してきた3コマ漫画をまとめたコミック『CAMERAer（カメラー）– カメラになった人々』が発売された。
写真にまつわるあれこれが、3コマ漫画を中心に綴られていく。登場するのは写真に耽溺したキャラクターたちだ。斜に構えた「ぶつくさ言うカメラー」や、陶器のカメラを作り続ける「一眼流土塊先生」、世界中を飛び回る「カメラバード」などなど。みんな一癖ある変わり者だけど、写真に対しての姿勢は真剣そのもの。写真を熱心に撮る人たちは、往々にして写真について考えることも大好きなのだ。
■野村 浩『CAMERAer（カメラー）– カメラになった人々』
180×105mm・247ページ
本体 1,600円（税別）
2018年7月7日発売
日英二か国語
go passion
〈文〉市井康延