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8K以上の高解像とボケを両立「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM」発売日と価格決定

シグマが、大口径標準レンズ「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art」の発売日と価格を発表した。シグマ用・キヤノン用・ニコン用が2018年11月22日(木)発売となる。希望小売価格は160,000円(税別)。ソニー用も発売を予定している。

 

<2019.2.19>
ソニーEマウント用の発売日が2019年3月8日に決定。

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art

プロの映像制作に用いられる「SIGMA CINE LENS(シネレンズ)」は、画面全域で均一かつ高性能という光学性能最優先の設計が求められる。「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art」は、その要求を満たす光学性能を前提として開発されている。

■光学性能

FLDガラス3枚とSLDガラス3枚を含む12群16枚のレンズ構成で、諸収差を補正。8K以上に対応する解像感と美しいボケ味を両立させた。ピント面は絞り開放からシャープに結像し、アウトフォーカス部のボケ描写とのコントラストにより、被写体の立体感を際立たせることができる。

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM レンズ構成図

■フォーカス性能

超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)を採用し、高速で静かなAFを実現。コンティニアスAFの最中にピントリングを回転させることでマニュアルフォーカスに切り替えることができるマニュアルオーバーライドMO(Manual Override)を搭載している。

■堅牢性

各所にシーリングを施した防塵・防滴性の高い構造。最前面のレンズに撥水・防汚コーティングも施している。高精度で堅牢な真鍮製バヨネット・マウントを採用。また、付属の花形フード「LH878-01」はロックスイッチ付きで、不意な脱着を防ぐことができる。

■マウント別対応

キヤノン用は、キヤノンの対応カメラに搭載されるカメラ内収差補正機能「レンズ光学補正」(周辺光量補正、色収差補正、歪曲収差補正)に対応。ニコン用は、電磁絞りを採用。ボディ側からの電気信号で絞りを制御することで、高速連写時のAEが安定する。

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art
▲フード装着時

 

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art 主な仕様

マウント シグママウント、ニコンマウント、キヤノンマウント
焦点距離 40mm
開放絞り F1.4
最小絞り F16
レンズ構成 12群16枚
画角(35mm判) 56.8°
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最短撮影距離 40cm
最大撮影倍率 1:6.5
フィルター径 φ82mm
サイズ(最大径×長さ) φ87.8×131mm
質量 1,200g
付属品 ケース、ロック付花形フード LH878-01

※数値はシグマ用。
※ニコン用は電磁絞りを採用しているため、カメラによっては使用に制限がある。