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将軍に忍者、コンパニオンは、くノ一のコスプレ!これってどんな製品?

国際放送機器展「Inter BEE 2018」(2018年11月14日〜16日)が千葉・幕張メッセで開催された。音と映像と通信のプロフェッショナル向け展示会だが、会場にはアマチュアにおすすめの機材も数多く展示されていた。注目アイテムや面白アイテムをピックアップして紹介しよう。

 

【ATOMOS】「SHOGUN INFERNO」「NINJA V」ってどんな製品? コンパニオンが “くノ一” のATOMOSブース

【Inter BEE 2018】ATOMOS

 

くノ一姿のコンパニオンがブースでお出迎えし、製品名が「SHOUGN」「NINJA」と何やら怪しげなメーカーかと思いきや、ATOMOS(アトモス)は知る人ぞ知るポータブルモニターレコーダーのメーカー。広いダイナミックレンジとディープカラーを活かしてモニターと録画を行う製品群がズラリと並んでいる。カメラメーカーとの共同開設により、カメラの性能を引き出す形で映像制作の合理化と映像品質の向上を実現している製品群だ。

 

【Inter BEE 2018】ATOMOS
 

展示されていた「SHOGUN INFERNO」は、7型HDR対応のモニター一体型レコーダー、「NINJA V」は5.2型の4K対応のモニター一体型レコーダー。ポータブルタイプ以外に19型の「SUMO19」のシリーズというものもある。つまりATOMOSの製品があれば、ファインダーよりも大きな画面で画像を確認できるだけでなく、同時にデータの記録もできてしまう。録画・再生・モニター・編集を行えるオールインデバイスというわけだ。

 

【Inter BEE 2018】ATOMOS
 

 

ニューモデルの「NINJA V」は、4K/60p 10bit HDR対応で、重さ350gの5.2型のモニター一体型レコーダー。画面の明るさは1000nits、写り込みを軽減する反射防止スクリーンの搭載により、明るい屋外でも問題なく使用できる。カメラがデータを圧縮する前のデータをダイレクトに取り込んで収録できるほか、HDMI出力機能を備え、ケーブル接続で大型のテレビにも直接出力することもできる。しかも外部レコーダーでありながらモニターキャリブレーションにも対応している。容量は2.5インチSSDとAtomosX miniSSDに対応している。

【Inter BEE 2018】ATOMOS

【Inter BEE 2018】ATOMOS
 

 

「SHOGUN INFERNO」は、7型のSHOGUNシリーズのハイエンドモデル。

【Inter BEE 2018】ATOMOS

【Inter BEE 2018】ATOMOS
 

 

ネーミングはともかく、録画とモニターが一体のデバイスというのは便利そう。しかも使い勝手も良さそうだ。動画撮影にあったら便利なアイテムだ。

 

 

〈写真・文〉柴田 誠