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1型センサー搭載の高性能でこのサイズ! 指でつまめる超小型カメラ「RX0 II」

ソニーは、プレミアムコンパクトRXシリーズ「RX0」の後継モデル「Cyber-shot(サイバーショット)RX0 II」(DSC-RX0M2)を 2019年4月12日(金)に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は85,000円前後。3月29日(金)10時に予約販売の受付を開始する。

Cyber-shot RX0 II

 

■超小型軽量ボディに高画質性能を搭載
サイバーショット「RX0 II」は、世界最小・最軽量のコンパクトなボディに有効約1530万画素のメモリー一体1.0型積層型Exmor RS(エクスモア アールエス)CMOSイメージセンサーを搭載し、高感度・低ノイズ・ワイドダイナミックレンジを実現する。また広角レンズZEISS Tessar T* 24mm F4.0(固定)レンズにより、高コントラストでシャープな映像を撮影することができる。

※1.0型イメージセンサーおよび可動式モニター搭載のレンズ一体型デジタルスチルカメラとして。2019年3月26日広報発表時点。ソニー調べ。

Cyber-shot RX0 II

 

画像処理エンジンはBIONZ X(ビオンズ エックス)を採用し、従来比約1.8倍の高速処理性能を実現。進化した画像処理アルゴリズムにより、解像感と低ノイズを両立した高い質感表現を追求するとともに、顔・瞳検出の速度や精度を向上させ、4K動画の本体内記録にも対応した。

 
■瞳AFが進化
最高約16コマ/秒の高速連写が可能で、連続撮影枚数は最大約129枚(JPEG Lサイズ スタンダード)。静止画撮影時の「瞳AF」の精度・速度も向上しており、人物撮影時にはシャッターボタンを半押しするだけで、被写体の瞳にピント合わせができる。最高1/32000秒のアンチディストーションシャッターや、最高960fps(最大40倍)のスーパースローモーション機能などの撮影機能も搭載。最短撮影距離は約20cmを実現する。

Cyber-shot RX0 II

 
■可動式モニターを開いたままでも安心の防水性能
液晶モニターは上方向約180°、下方向約90°の角度調整が可能な可動式となっているので、自分撮りやハイアングル、ローアングルでの撮影など、さまざまなシーンに対応する。

Cyber-shot RX0 II

 
「RX0」から継承した水深10mの防水・防塵、2.0mの耐衝撃(液晶モニター格納時)、200kgfの耐荷重性能といった堅牢性を備えたボディで、液晶モニターの角度を調整した状態でも防水・防塵性能が保たれるので、雨天、水中、ほこりが多い悪環境でも気にすることなく使うことができる。

Cyber-shot RX0 II

 
■4K動画撮影が可能
新たに動画撮影時の電子手ブレ補正に対応した4K 30p動画撮影機能を備える。4K映像に必要な画素数の約1.7倍の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力することで、解像感の高い画質を実現する。連続撮影時間は約45分となっている。

 
■なめらかな映像をスマホに転送
モバイルアプリ「Imaging Edge Mobile(イメージング エッジ モバイル)」で、4Kを含む高ビットレート動画をスマートフォンへ転送可能。専用アプリ「Movie Edit add-on(ムービー エディット アドオン)」を使えば、ジンバルを使って撮影したような滑らかな映像に補正できる。手ブレ補正量のコントロールも可能。「Movie Edit add-on」では、動画のアスペクト比を変更しても被写体がフレームアウトしないように自動でフレーミングし、さらに歪みも補正できる。

 
■アクセサリー
別売のシューティンググリップ「VCT-SGR1」と組み合わせると、ズーミングや静止画/動画撮影の操作が手元でできるようになり、より幅広い撮影スタイルを楽しむことができる。

Cyber-shot RX0 II+VCT-SGR1

▲VCT-SGR1装着時

※VCT-SGR1は防水ではありません。

 
■プロユースにも対応するカメラコントロール機能
無線での接続では最大5台までの接続に対応し、「Imaging Edge Mobile」をインストールしたモバイル機器から無線マルチカメラコントロールが可能となる。アクセスポイント経由での接続では、「Imaging Edge Mobile」のアップデート(2019年夏頃を予定)により、最大50台の同時コントロールにも対応予定だ。

また、カメラコントロールボックス「CCB-WD1」(別売)を使用した有線での接続では、カメラコントロールやファイルマネジメント、カメラ同期を実現する。さらに、最大100台のカメラを同期させて撮影する多視点撮影など、パソコンでリモートコントロールすることが可能となる。

タイムラプス動画の生成が可能な本体内インターバル撮影機能、静止画にスローモーションを含めた動画を組み合わせるといった撮影も可能となっている。4K動画と低解像度Proxy 動画の同時記録にも対応するなど、「RX0 II」はまさに多彩な撮影が可能なプレミアムコンパクトカメラだ。

 

 

■先行展示

2019年3月27日(水)よりソニーショールーム/ソニーストア銀座、ソニーストア札幌、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪、ソニーストア福岡天神にて先行展示を実施。店頭で体験もできる。

 

■Cyber-shot RX0 II 主な仕様

型名 DSC-RX0M2
有効画素数 約1530万画素
撮像素子 1.0型(13.2×8.8mm)Exmor RS CMOSセンサー
レンズ ツァイス テッサーT*レンズ [焦点距離]35mm判換算 24mm相当 [開放F値]F4.0 [レンズ構成]6群6枚〈非球面レンズ6枚)
ISO感度 ISO 125〜12800(拡張ISO 80/100)
シャッター速度 1/4〜1/32000秒(電子シャッター)
画像モニター 1.5型 230,400ドット TFT液晶モニター マルチアングル(上 約180°/ 下 約90°)
記録媒体 メモリースティック マイクロ/マイクロMark2、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約59.0×40.5×29.8mm(CIPA準拠)
質量 約117g(本体のみ)/約132g(バッテリー、メモリーカードを含む)
付属品 リチャージャブルバッテリーパック NP-BJ1、ACアダプター、マイクロUSBケーブル、メモリーカードプロテクター、リストストラップ ほか
 

 
〈文〉柴田 誠