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中判ミラーレス「X1D-50c」でリモート撮影が可能になるレリーズコード発売

ハッセルブラッドは、中判ミラーレスカメラ「X1D-50c」に対応するXシステム用のアクセサリー「レリーズコードX」と「バッテリー充電ハブ」を2019年4月に発売する。

 

HASSELBLAD レリーズコードX&X1D用バッテリー充電ハブ

価格はいずれもオープン。「レリーズコードX」の参考価格は9,360円、「バッテリー充電ハブ」の参考価格は17,460円(いずれも税別)。

 

■HASSELBLAD レリーズコードX

HASSELBLAD レリーズコードX

「レリーズコードX」は、耐久性のある90cmの布引ケーブルを採用したリモートレリーズ。「X1D-50c」のマイク入力ポートに接続することで、レリーズ時の振動を最小限に抑えることができるアイテムだ。

カメラ側でオートフォーカスが有効になっている場合には、ボタンを1回押すとオートフォーカスが働き、続いてシャッターが切れる構造になっている。マニュアルフォーカスモード設定時には即座にシャッターが切れる。また連写モードでボタンを押し続けると、複数枚の連続撮影が可能となっている。

人間工学に基づいたデザインは、手にフィットするものとなっており、金属ボディは耐久性に優れているのが特徴。レザーポーチが付属する。使用にはX1Dのファームウェアアップデート(最新版1.22ファームウェア)が推奨されている。

HASSELBLAD レリーズコードX

 

■HASSELBLAD X1D用バッテリー充電ハブ

HASSELBLAD X1D用バッテリー充電ハブ

「バッテリー充電ハブ」は、バッテリーの充電を効率化できるツール。耐久性のある金属ボディとコンパクトなデザインを採用し、デュアルスロットにより2本のバッテリーの同時充電が可能だ。

第1世代の3200mAh Xシステムバッテリーと、現行の3400mAhバッテリーの両方をサポートし、第1世代のバッテリーは約3時間で完全な充電が可能。現行のバッテリーは第一世代よりも最大25%速い急速充電が可能で、2.3時間で1本の充電池を完全に充電でき、2.8時間で2本を充電できる。

前面のLEDは充電時のステータスと容量を表示。「バッテリー充電ハブ」にバッテリーを挿入してボタンを1回押すだけで、バッテリーの残量を確認することが可能だ。充電の完了は音で知らせる仕様となっている。

内蔵のUSBType-Cコネクターは、内蔵電源または外付けUSBバッテリー(別売)からの電源供給に対応している。

HASSELBLAD X1D用バッテリー充電ハブ
 

 
〈文〉柴田 誠