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“フォーサーズの日”に、シャープがマイクロフォーサーズ陣営に加わった

オリンパス株式会社とパナソニック株式会社が2008年に共同で策定し、普及に努めてきたマイクロフォーサーズシステム規格。4/3にちなんで毎年4月3日は“フォーサーズの日”となっている。2019年の“フォーサーズの日”に、シャープ株式会社がマイクロフォーサーズシステム規格への賛同を表明した。

 

マイクロフォーサーズ

 
マイクロフォーサーズシステム規格は、デジタル一眼レフカメラに採用されているフォーサーズシステム規格を拡張したマウント形式。フォーサーズシステム規格と同じ4/3型撮像素子で、フランジバック(マウント面から撮像素子面までの距離)をフォーサーズシステム規格の約1/2に短縮、マウント外径を約6mm縮小。これらの特長をいかし、カメラボディはもちろん、対応レンズを小型化できるという利点を持つ。

今回、賛同を表明したシャープは、8K映像技術を牽引し、製品開発に取り組んでいる。2019年1月に米ラスベガスで開催された「CES 2019」には、ミラーレスカメラに似た形の8Kビデオカメラを参考出展していた。今後の展開に期待したい。