東京・池袋サンシャインシティで、2019年5月11日(土)と12日(日)の2日間、関東最大級となるコスプレイベント「Ultra acosta!」(ウルトラアコスタ)が開かれた。すでに50回を超える開催回数を誇るこのイベント。全体的に参加者が若く、活気に満ちあふれたイベントだ。
気になる入場料というか参加費は、コスプレする人も写真を撮る人も2,000円。
会場は大きく3か所。まずはサンシャインシティの「サンシャイン広場」。1階から続く階段状のスペースから屋上広場までがイベント用に解放されていて大盛況。
広場では大勢のコスプレイヤーがそれぞれ自慢のコスチュームで華を競っている。こちらはお互いに写真を撮り合っているレイヤーさん。そういえばレフ板はあまり見かけなかった。
多くの撮影者は、片手にカメラ、片手にストロボスタンドを持ち、お目当てのレイヤーさんの列に並ぶ。列は長いが、みなさんマナーがよく、混乱はないようだ。それにしてもスタンドにセットしたストロボからにじみ出るカメラマンの本気度がすごい。
こちらはサンシャインシティ隣の「東池袋中央公園」。普段は空いている公園も参加者でごった返し、足の踏み場もないほど。みなさんまったりとダベっている感じで、撮影している人は比較的少なめなご様子。期間中は公園のほか、サンシャイン60通りの協力店などでもコスプレのまま買い物したり撮影したりもできた。
こちらは、サンシャインシティ4階の屋内会場となる「文化会館・展示ホールB」。各種の背景がセッティングされており思い思いに撮影を楽しむことができる。
展示ホールBの奥では2次元ライブや有名コスプレイヤーのイベントが行われていた。
展示ホールB中央に、ニコンイメージングジャパンの「Nikon コスジェニックレッスン 春のUltraフォトブース」を発見。
ブース内では、最新のフルサイズミラーレス「Z 7」や「Z 6」を使って人気コスプレイヤーを1対1で撮影できる、という魅力的な内容の無料イベントが開かれていた。
あらかじめプロカメラマンが照明のセッティング済みなので、誰でもクオリティの高い撮影が可能だ。撮影持ち時間は2分間。撮影データを持ち帰りたい場合はあらかじめ自前のXQDカードを用意する必要がある。
人気はやはり「Z 7」。レンズは「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」を使用。スピードライト「SB-5000」をワイヤレスで制御するライティングを体験できる。
モデルとして5月12日に参加していた千都ちひろサン、みったんサン、よるるサン。
コスプレ撮影のノウハウを紹介しているニコンの特設サイト「Cosgenic Lesson(コスジェニックレッスン)」の冊子版を配布。興味のある人は、ニコンが出展するコスプレイベントで手に入れよう!
コスプレイヤー限定だが「D7500」とD5600」の貸し出しサービスもあった。会場内で2時間、自由に使用できる。
サンシャインシティ1階で綿菓子屋の出店を発見。わたあめの耳と紙の口をつけて、こちらもゆるキャラ化。かわいい。
レイヤーもカメラマンもみんなで仲良く楽しんでいるこのイベント。この機会に、コスプレに挑戦するもよし、撮影してみるもよし。きっと新しい自分に出会えるはず。ぜひ一度足を運んでみよう!
〈写真・文〉稲葉利二