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この小さなコンデジ1つでライブ配信ができる! キヤノン PowerShot G7 X Mark III

キヤノンが、プレミアムコンパクトデジタルカメラ「PowerShot G7 X Mark III」を2019年8月上旬に発売する。カラーバリエーションはブラック、シルバーの2色。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ直販価格は92,500円(税別)。

<2019.7.29> 発売日が2019年8月1日 (木) に決定。

PowerShot G7 X Mark III

 

2016年に発売された「PowerShot G7 X Mark II」の後継機種で、従来機種と同じく35mm判換算で24~100mm相当・F1.8~2.8の光学4.2倍大口径ズームレンズを搭載。キヤノン初となる有効約2010万画素の1.0型「積層型CMOSセンサー」を採用し、映像エンジン「DIGIC 8」との組み合わせにより動画性能と高速連写性能が向上している。

 
■高速連写性能
最大約30.0コマ/秒の高速連写でRAW画像を連写できる「RAWバーストモード」を搭載。RAWバーストモード時は、シャッターボタンを押す最大約0.5秒前から記録できる「プリ撮影」が可能で、プリ撮影を含め最大約70コマまで連写できる。ドライブモード時は、AF固定で最大約20.0コマ/秒、AF追従で最大約8.3コマ/秒の連続撮影が可能。

 
■動画性能
キヤノンのコンパクトデジタルカメラで初めて、クロップのない4K動画撮影機能を搭載。4K動画からの静止画切り出しにも対応する。

PowerShot G7 X Mark III

 

液晶モニター内に動画撮影ボタンが配置されており、タッチして自分撮り動画を撮影できる。動画の縦位置撮影にも対応し、「縦位置情報の付加」機能により縦位置のままでの再生が可能。スマートフォンなどでの閲覧に便利だ。

 
■ライブ配信サービスに対応
YouTubeのライブ配信に対応。Wi-Fiに接続するだけで、パソコンやスマートフォンを経由せずにカメラから直接YouTubeでライブ配信ができる「いますぐ配信」と、事前にYouTubeへ配信日時などを登録しておき、任意の設定で配信できる「イベント」の2種類の配信方法がある。配信する映像を非公開プレビューでチェックすることも可能。ステレオミニジャックのマイク端子を装備しているので、外付けマイクを装着できる。

 
■操作性
上方向に約180°・下方向に約45°まで可動するチルト式タッチパネル液晶モニターを採用。従来機種よりスリム・軽量化しつつもグリップのホールド性は確保している。

PowerShot G7 X Mark III

PowerShot G7 X Mark III

 
■その他の機能
わかりやすい言葉と仕上がりイメージで撮影をサポートする「クリエイティブアシスト」、連写画像から全体にピントが合った1枚の写真を生成する「フォーカスブラケット」、被写体や撮影シーンに合った設定で撮影できる13種類のスペシャルシーンモードなどを搭載。Wi-Fiに加えてBluetoothにも対応し、スマートフォンとの常時接続が可能。

 

 

■アクセサリー
自撮りを含めた動画撮影に便利な「トライポッドグリップ HG100-TBR」を開発中。下の写真は、別売りの外付けマイクを装着したところ。

トライポッドグリップ HG100-TBR

 

■PowerShot G7 X Mark III 主な仕様

カラー ブラック、シルバー
有効画素数 約2010万画素
撮像素子 1.0型 CMOSセンサー(積層型)
レンズ [焦点距離]8.8〜36.8mm(35mm判換算 24〜100mm相当) [開放F値]F1.8〜F2.8 [光学ズーム倍率]4.2倍 [最短撮影距離]5cm [レンズ構成]9群11枚(両面非球面レンズ1枚、片面非球面UAレンズ1枚、片面非球面レンズ1枚、UDレンズ1枚) [絞り羽根枚数]9枚
ISO感度 ISO 125~12800(拡張ISO 25600)
シャッター速度 30~1/25600秒
画像モニター 3.0型 約104万ドット TFTカラー液晶(チルトタイプ)
記録媒体 SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約105.0×60.9×41.4mm(CIPA準拠)
質量 約280g(本体のみ)/ 約304g(バッテリー、メモリーカードを含む)
付属品 リストストラップ WS-DC12、バッテリーパック NB-13L(D / CH / KH)、バッテリーチャージャー CB-2LH