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コスパ抜群の小さなF1.1単焦点が画質にこだわってパワーアップ「KAMLAN 50mm F1.1 II」

サイトロンジャパンが、KAMLAN(カムラン)の単焦点MFレンズ「KAMLAN 50mm F1.1 II」を2019年7月19日(金)に発売する。価格はオープンで、参考価格は28,500円(税別)。キヤノンEF-Mマウント、ソニーEマウント、富士フイルムXマウント、マイクロフォーサーズマウントを用意している。

KAMLAN 50mm F1.1 II

 

2019年1月に発売され、その明るさとコストパフォーマンスの良さで話題を呼んだ「50mm F1.1」のグレードアップモデル。高屈折ガラス6枚を含む6群8枚の新たな光学設計を採用(従来モデルは5群5枚)することで、周辺光量が豊富になり、口径食の影響も少なくなっている。最短撮影距離は従来の50cmから40cmに短縮された。

F1.1の絞り開放時には、11枚の絞り羽根による美しいボケ味と階調豊富な柔らかい描写が可能。2~3段絞ればコントラストやシャープネスが向上する。

 

KAMLAN 50mm F1.1 II

▲作例。ポートレートやテーブルフォト、開放F値1.1の明るさを生かした夜間のスナップ撮影に。

 

KAMLAN 50mm F1.1 II

トルク感のあるピントリングによるマニュアルフォーカスが可能。絞りリングはクリックレス仕様になっているため、動画撮影にも適する。堅牢な金属鏡筒を採用し、金属製のフードが付属する。

 

KAMLAN 50mm F1.1 II

「PHOTONEXT 2019」に出展された「50mm F1.1 II」(上の写真右)。「50mm F1.1 II」は画質を優先したとのことで、小型軽量化を重視した左の従来モデル「50mm F1.1」よりも大きくなっている。フィルター径は62mmになった。

KAMLAN 50mm F1.1 II

 

従来モデルよりも大きくなったとはいえ、「50mm F1.1 II」も十分にコンパクトだ。

KAMLAN 50mm F1.1 II

 

 

■KAMLAN 50mm F1.1 II 主な仕様

マウント キヤノンEF-M 、ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ
フォーカス マニュアルフォーカス
焦点距離 50mm
開放絞り F1.1
最少絞り F16
レンズ構成 6群8枚
画角 32°(APS-Cフォーマット)
最短撮影距離 0.4m
フィルター径 φ62mm
サイズ 約72×68mm
重量 約563g
付属品 フード