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1型センサー搭載の16倍ズームレンズ一体型カメラ「ライカ V-LUX 5」18万円台で発売

ライカカメラ社は、レンズ一体型デジタルカメラ「ライカ V-LUX 5」を2019年7月下旬に発売する。価格は189,000円(税込)。

ライカ V-LUX 5

「ライカ V-LUX 5」は、有効2010万画素の1.0型MOSセンサーと、高倍率16倍ズームレンズ「ライカ DCバリオ・エルマリート f2.8-4.0/9.1-146mm ASPH.」を搭載。35mm判換算で25~400mm相当をカバーし、マクロから広角・標準・望遠までのズーム全域で高い描写性能を発揮する。必要な機能にすぐにアクセスできるような直感的な操作性に優れ、マニュアルやオートの切り替えも簡単に行える。

ライカ V-LUX 5

レンズの開放F値は広角側がF2.8、望遠側がF4.0。ISO感度は最高ISO12800まで設定可能で、光学式手ブレ補正機構も搭載しており、薄暗いシーンでも三脚を使用せずに手ブレを抑えて撮影できる。

ファインダーには新開発の236万ドット有機EL電子ビューファインダーを採用。高コントラストで深みのある色が表現され、高精細ながらも電力消費が低く抑えられている。ファインダー倍率は0.74倍で、明るい日差しの中でも優れた視認性を発揮する。

ライカ V-LUX 5

 
背面モニターは、バリアングル式3.0型タッチパネル液晶モニター。

ライカ V-LUX 5

 
オートフォーカス機能は、最先端のDFD(空間認識)技術を採用し、合焦速度約0.1秒というクラス最速の高速性能を実現した。最大12コマ/秒での高速連写も可能。「フォーカス合成」や「フォーカスセレクト」のほか、「顔認識」「4K連写」なども搭載している。

4K(3840×2160 / 最高30fps)またはフルHD(1920×1080 / 最高60fps)での動画撮影も可能。

「ライカ V-LUX」シリーズでは初めて、ライカのiOS/Android用アプリ「Leica FOTOS」に対応する。カメラ本体とスマートフォンをBluetooth接続でペアリングすることで、各種設定やシャッターなどのリモート操作が可能に。また、撮影した静止画や動画の転送も簡単に行える。撮影した写真に、スマートフォンからGPSの位置情報を付与することも可能。

USB充電にも対応。モバイルバッテリーなどで充電できるので、旅先でもバッテリー残量を気にせずに撮影することができる。

 

 

■ライカ V-LUX 5 主な仕様

有効画素数 2010万画素
撮像素子 1.0型 MOSセンサー
レンズ ライカ DCバリオ・エルマリート f2.8-4.0/9.1-146mm ASPH. [焦点距離]9.1~146mm(35mm判換算 25~400mm相当) [開放F値]F2.8~4.0 [光学ズーム倍率]16倍
ファインダー 0.39型 約236万ドット 有機ELライブビューファインダー
画像モニター 3.0型 約124万ドット TFT液晶モニター(タッチパネル)
記録媒体 SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I / スピードクラス3対応)
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約136.7×97.2×131.5mm
質量 約812g(バッテリーを含む)

 

 
〈文〉佐藤陽子