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手ブレ補正6段、全域F4の新スタンダード。5倍標準ズーム「XF16-80mmF4 R OIS WR」

富士フイルムは、世界最高6.0段手ブレ補正機能と5倍ズームを備えた「Xシリーズ」用交換レンズ「フジノンレンズ XF16-80mmF4 R OIS WR」を2019年9月下旬に発売する。希望小売価格は105,000円(税別)。

<2019.9.4> 発売日が2019年9月26日(木)に決定。

XF16-80mmF4 R OIS WR

「XF16-80mmF4 R OIS WR」は、CP+2019で開発発表されていたXマウントレンズ。広角16mmから中望遠80mm(35mm判換算 24〜122mm相当)の5倍ズームと、焦点距離全域で開放F値4の明るさを実現している。質量440g・全長88.9mmのコンパクト設計により、スナップ撮影や風景撮影、夜景撮影など、幅広い領域を1本でカバーできる、従来型の24〜84mm相当のレンズではテレ側に物足りなさを感じているXユーザー待望の標準ズームレンズとなっている。

※デジタルカメラ用交換レンズとして。2019年7月18日時点。富士フイルム調べ。

非球面レンズ3枚、ED非球面レンズ1枚を含む12群16枚のレンズ構成により、画像中心部から周辺部まで高い解像性能を発揮。また、6.0段という強力な手ブレ補正機能を搭載しているため、手持ちによる夜景撮影や室内での撮影でも、高画質な写真撮影が可能だ。

最短撮影距離は35cm(ズーム全域)・最大撮影倍率0.25倍を実現しており、被写体をクローズアップした写真撮影も楽しめる。鏡筒の10か所にシーリングを施した防塵・防滴・−10℃の耐低温構造を採用している。

また、インナーフォーカス方式を採用し、ステッピングモーターでフォーカスレンズを駆動させることで、AFを高速化・静音化。フォーカシング時の画角変更(ブリージング)も抑制しているため、静止画撮影のみならず、動画撮影にも最適なレンズとなっている。

 
XF16-80mmF4 R OIS WR

X-T3への装着例

 

■フジノンレンズ XF16-80mmF4 R OIS WR 主な仕様

マウント 富士フイルムXマウント
焦点距離 16〜80mm(35mm判換算 24〜120mm相当)
開放絞り F4
最小絞り F22
レンズ構成 12群16枚(非球面レンズ3枚、ED非球面レンズ1枚)
画角 83.2°〜20.1°
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最短撮影距離 35cm
最大撮影倍率 0.25倍
フィルター径 φ72mm
サイズ(最大径×長さ) φ78.3×88.9mm
質量 約440g
付属品 レンズフロントキャップ FLCP-72II、レンズリアキャップRLCP-001、レンズフード、レンズラッピングクロス

 

 
〈文〉稲葉利二