キヤノンが、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot G5 X Mark II」「PowerShot G7 X Mark III」のファームウェアVersion 1.1.0を2019年12月12日に公開した。動画撮影時の機能追加などが盛り込まれている。
変更内容は以下の通り。
PowerShot G5 X Mark II ファームウエア Version 1.1.0
- 動画撮影時にフレームレート 23.98pを新たに追加。
- 動画撮影時に「ピント合わせの速さや応答性を優先したAF特性」が選択できるようになる。
- PTP通信の脆弱性を修正。
- ファームウエアアップデートに関する脆弱性を修正。
※AF特性は [ 動画サーボAF : モード1 / モード2 / しない ] から選択可能。従来のAF特性で撮影したい場合は、ファームアップ後にモード2を選択する。
モード1 (新たに追加したAF特性)
ピント合わせの速さや応答性を優先する。被写体に対して敏感にピントを追従させたい時や、動きながら撮影するシーン (歩き撮りなど) に適する。
モード2 (従来のAF特性)
動画撮影におけるピント合わせの自然さや、なめらかさを優先。動きの少ない被写体や、風景などに適する。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://cweb.canon.jp/drv-upd/digitalcamera/psg5xmk2-firm.html
PowerShot G7 X Mark III ファームウエア Version 1.2.0
- 動画撮影時にフレームレート 23.98pを新たに追加。
- ライブ動画配信サービス利用目的でWi-Fi機能を使用する場合でも、Bluetoothリモコン (BR-E1, HG100-TBR) の使用が可能 (ライブ動画配信が可能な地域のみの機能)。
- 動画サーボAFのモード1 / モード2のメニューに、それぞれ「応答性優先」「なめらか」と表示されるようになる。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://cweb.canon.jp/drv-upd/digitalcamera/psg7xmk3-firm.html