ニュース

簡単に影のないマクロ撮影が行えるリングフラッシュ「ニッシン MF18」にソニー用が新登場!

ニッシンジャパンが、キヤノン用、ニコン用が発売中のリングフラッシュ「MF18」にソニー用を追加し、2020年1月10日(金)に発売。ニッシンデジタル・ダイレクト直販価格は40,937円(税別)。

「MF18」は、最小1/1024の微小発光が可能な「ファインマクロモード」を搭載したリングフラッシュ。キヤノン、ニコン、ソニーそれぞれのデジタル一眼カメラのTTL調光に対応し、自動的に発光量を調節するので、カメラに取り付けてシャッターを押すだけで簡単に撮影が可能だ。

 

リングフラッシュは、被写体の影を入れずにマクロ撮影ができるほか、歯科医院での口腔内規格写真の撮影にも活用されている。

 

■微細な光量制御ができる「ファインマクロモード」

オート、TTL、マニュアル発光のほか、1/128〜1/1024の微小発光を1/6EVステップごとに制御できる新機能「ファインマクロモード」(微小発光モード)を搭載。

 

■左右別々に光量を調整

発光リングは左右(A / B)に分割されており、それぞれ光量を制御可能。TTLでは15通りの発光比(1/2EVごと)から選択する。マニュアル発光では、左右別々に調節することも、左右の光量比を維持したまま同時にシフトすることもできる。

 

■レンズの口径に合わせて開閉する発光部

新機構「サイズ可変式発光リング」を採用。フィルター径(49〜77mm)に合わせてワンタッチで発光リングのサイズを変えられる。マクロレンズの口径が大きい場合には、発光部を開いてケラレを軽減することも可能。

 

■モデリングLEDランプ搭載

発光リング内にモデリングLEDランプを搭載。ピント合わせはもちろん、LEDランプは発光リングの光量比に従って左右の照射量が変化するので照明効果を事前にチェックする際にも役立つ。

 

■剛性の高い金属製マルチインターフェースシュー

ソニー用には、取付足に金属製のマルチインターフェースシューを採用。樹脂タイプに比べ、剛性がアップした。

 

■リモート機能付きストロボの発光も可能

MF18はワイヤレスTTLマスター機能を装備。本体発光リングとは別に、ワイヤレスTTLリモート機能付きストロボを制御することもできる。

▲カメラ装着、モデリングライト点灯例(写真はキヤノン用)。

 

▲メニュー画面(カラーLCD)。

 

▲シンクロ端子(左上)、ファームウェアアップデート専用端子(右上)、外部電源端子。ファームアップは、ニッシンに製品を送付もしくはニッシンショールームへ持ち込んで行う。

 

ニッシン MF18 主な仕様

ガイドナンバー 16(ISO100・m)
照射角 80°×80°
電源 単3形電池4本(別売)
発光間隔 約0.1~5.5秒(単3形ニッケル水素充電池、単3形アルカリ乾電池使用時)
発光回数 約120~800回(単3形ニッケル水素充電池、単3形アルカリ乾電池使用時)※使用モードにより異なる。
サイズ(H×W×D) メインボディ 約75×125×140mm、発光リング 約120×134×41mm
質量 約446g(電池を含まない)
付属品 アダプターリング(キヤノン用・ニコン用 52/58/62/67/72/77mm ※55mm用は別売り、ソニー用 49/55/62/67/72/77mm ※52mm用は別売り)

 

 

〈文〉佐藤陽子