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F1.8の単焦点3本が2021年までに発売予定! パナソニックがLマウントレンズの最新ロードマップ公開

パナソニックは、2020年2月にLUMIX Sシリーズレンズ (Lマウント) のロードマップを更新した。2020年2月から2021年の間にリリースされる予定の6本のレンズが新たにラインナップに追加されている。

パナソニック Sシリーズ交換レンズロードマップ

LUMIX SシリーズレンズはライカLマウントを採用し、ライカ、シグマとともに互換製品群を展開する。S PROレンズとSレンズの2ラインで展開しており、S PROレンズはライカの評価基準をクリアする「Certified by LEICA」認証済みのレンズだ。現在「LUMIX S PRO 50mm F1.4」をはじめ、「LUMIX S PRO 24-70mm F2.8」「LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.」「LUMIX S PRO 16-35mm F4」「LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.」「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」の6本がラインナップされている。

LUMIX S PRO 50mm F1.4
▲LUMIX S PRO 50mm F1.4

 

更新されたレンズロードマップでは、これらに加えて「24mm F1.8」「50mm F1.8」「85mm F1.8」の単焦点レンズと大口径広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームの6本が2021年までに新たにリリースされる予定となっている。なお、以前のロードマップにあった「100mm F2.8 Macro」は、検討中ということで新ロードマップでは掲載されていない。

単焦点レンズ3本は、いずれも開放値F1.8となることが明らかにされた。高画質と小型化を両立させるLUMIX Sシリーズレンズの本領を発揮するものとして期待できそうだ。

ズームレンズの3本は、ほぼ同じ焦点域をカバーするレンズがすでにS PROレンズとしてラインナップされている。大口径広角ズームはF4よりも明るいF2.8クラス、標準ズームと望遠ズームはSレンズとして登場することが予想される。こちらも機動性の高いレンズになることを期待したい。

いずれにしても、LUMIX Sシリーズレンズの充実により、Lマウントアライアンスのレンズ群が増えることは、今後のLマウントの発展にも大きく影響を与えることになるだろう。2020年はライカシグマのレンズの動向にも注目していきたい。

 

 

〈文〉柴田 誠