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今に残る遊郭のたたずまいを写真で巡る『百年の色街 飛田新地 遊郭の面影をたどる』

写真集『百年の色街 飛田新地 遊郭の面影をたどる』が発売された。

 

百年の色街 飛田新地 遊郭の面影をたどる

 

大阪の繁華街、通天閣の近くに飛田新地はある。約160の料亭は江戸時代の遊郭の雰囲気を残し、今も大勢の人で賑わう。タブーが多く、本来カメラは入れないエリアだが、「この地の記録を残し伝えたい」と飛田新地料理組合が新聞社のカメラマンに撮影を依頼した。

夜の街を照らす灯りは、摩訶不思議な陰影を放つ。時代を感じさせる建物や室内の様子から何を感じるかは見る人ごとに異なるだろう。独自に発展した日本文化の一つがここにある。

 

『百年の色街 飛田新地 遊郭の面影をたどる』飛田新地料理組合 協力 / 土井繁孝 撮影

A5判変型・172ページ
本体 00円(税別)
2019年12月25日発売
光村推古書院

 

 

〈文〉市井康延