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世界の絶景・秘境を美しい写真と文章で巡る 高砂淳二フォトエッセイ『光と虹と神話』

高砂淳二さんのフォトエッセイ集『光と虹と神話』が発売された。

 

高砂淳二『光と虹と神話』

 

高砂さんはこの34年間、年に10~20の旅に出て、世界の今を記録してきた。その中から34の場所を選び、写真と文章を綴る。

隔絶された地にあるマダガスカルは珍しい固有種の宝庫だが、野焼きで森林が急激に失われている。絶景で脚光を浴びたウユニ塩湖も資源開発でその風景は変わりつつある。原初の姿が残る南極だけは、人はこれまでの反省を生かして守っているそうだ。今差し掛かった分岐点から、新たな進化へ舵を切ろうと高砂さんは呼びかける。

 

高砂淳二『光と虹と神話』

A5判・144ページ
本体 1,440円(税別)
2020年3月4日発売
山と溪谷社

 

 

〈文〉市井康延