ライカカメラが、「ライカ SL2」のファームウェアVer.2.0を2020年6月25日に公開した。1億8700万画素のマルチショット撮影機能など、機能の追加と改善が盛り込まれている。
変更内容は以下のとおり。
ライカ SL2 ファームウェア Version 2.0
- 1億8700万画素のマルチショット撮影が可能になった。通常の4700万画素とマルチショット1億8700万画素の画像が同時に記録される。
- ビデオモード時に、メニュー画面上部を白くしてビデオメニューであることを強調。
- AFモードを「フレーム」に設定しているときに、液晶パネルの長押しでフレームサイズの変更が可能になった。
- カードフォーマット後のSDカードのドライブ名を「LEICA SL2」に変更。
- L用Mレンズアダプタを介して6bitコード付きMレンズを使用する際、常にレンズの種類が検出されるようになった。
- ドライブモードを「コンティニュアス − 超高速」に設定したときに、DNG画像に生じる歪みを除去。
- 上面ディスプレイに表示されるフィート距離が正しい数値で表示されるように修正。
- アプリ「Leica FOTOS」「Image Shuttle」との接続を安定化し、画像転送を高速化。
■マルチショット撮影について
- 35mmフルサイズレンズの使用時のみ対応。
- 絞り値はF16までに制限される。
- ISO感度は、ISO 50~3200に制限される。
- フラッシュ撮影はできない。
- 常に電子シャッターで撮影される。
- 手ブレ補正はオフになる。
- シャッター速度は、1秒~1/40,000秒に制限される。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://jp.leica-camera.com/フォトグラフィー/ライカSL/ライカSL2/ファームウェア