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超薄・超軽!「Z 5」にぴったりの標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」

ニコンイメージングジャパンは、ニコンZマウントを採用したフルサイズミラーレスカメラ対応の標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」を2020年8月下旬に発売する。希望小売価格は53,000円 (税別) で、国内では7月23日に予約販売を開始した。

<2020.8.6> 発売日が2020年8月28日に決定。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

 

ニコン Z 5」のキットレンズにも採用されており、薄型・軽量の「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」と「Z 5」を組み合わせることで、高い機動力を発揮する。

ニコン Z 5 24-50レンズキット

■最薄・最軽量を実現

「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」は、フルサイズミラーレスカメラ対応のズームレンズで最薄約51mm・最軽量約195gを実現した標準ズームレンズ。ボタンレスの沈胴方式ボディを採用し、高い光学性能を維持しながら小型・軽量化を達成した。

※2020年7月21日時点で発売済みのレンズ交換式ミラーレスカメラ用フルサイズフォーマット対応のズームレンズにおいて。ニコン調べ。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

■光学性能

EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚を採用した10群11枚構成の光学系となっており、画面全域で高い解像力を発揮する。絞りは、駆動機構付き絞り羽根ユニットをレンズ本体に搭載した電磁絞り機構を採用。レンズ鏡筒の可動部分には、ほこりや水滴の侵入を防ぐシーリングを施した、防塵・防滴に配慮した設計となっている。最短撮影距離はズーム全域で約0.35mだ。

■動画撮影にも配慮した静音設計

STM (ステッピングモーター) を採用したAF機構と絞り機構で、各駆動音の静音化を実現する、動画撮影にも適したレンズとなっている。また、ピントや露出などを滑らかに制御するコントロールリングを採用。フォーカシング時に画角が変化するフォーカスブリージングを最小限に抑え、自然な映像を撮影することができるものとなっている。

アクセサリー

レンズフード「HB-98」は別売となっている。希望小売価格は3,900円 (税別)。

レンズフード HB-98

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 主な仕様

マウント ニコンZマウント
焦点距離 24〜50mm
開放絞り F4 (焦点距離24mm)、F6.3 (焦点距離50mm)
最小絞り F22 (焦点距離24mm)、F36 (焦点距離50mm)
レンズ構成 10群11枚 (EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚)
画角 84°〜47° (撮像範囲FX)、61°〜31°30′ (撮像範囲DX)
絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り)
最短撮影距離 撮像面から0.35m (ズーム全域)
最大撮影倍率 0.17倍 (焦点距離50mm)
フィルターサイズ φ52mm
サイズ (最大径×長さ) 約φ73.5×51mm (沈胴時)
質量 約195g
付属品 レンズキャップ52mm LC-52B (スプリング式)、裏ぶた LF-N1

 

 

〈文〉柴田 誠