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ベルボンがカメラ用三脚事業をハクバに譲渡、Velbonブランドは継続

ハクバ写真産業株式会社は2020年8月1日、ベルボン株式会社のカメラ用三脚企画・設計・開発事業を事業譲受したと発表した。

ベルボンがハクバに事業譲渡

ハクバの顧客基盤とベルボンが培ったカメラ用三脚企画・設計・開発事業との親和性から、ベルボンの同事業の譲受を行い、継続運営する方針で合意したもの。ハクバとベルボンは、今回の事業譲受を通じて、それぞれの顧客基盤、事業ノウハウなどを融合し、カメラ用品の企画・設計・開発・製造を共同で検討していき、ニーズに対応していくとしている。

また事業譲渡に伴って、ベルボン製品の問い合わせ、修理サポート等のサービスについては、2020年8月3日からハクバの受注センター (修理受付) が受付窓口となっている。

 

フォトキナ2018 ベルボンブース
フォトキナ2018のベルボンブースより。さまざまな三脚が並ぶ。

 

ベルボンは、公式Twitterアカウントにて
「ベルボンの事業はハクバ写真産業さんに引き継がれましたが、販売網やサポート体制も引き継がれて行きますので、安心して製品をお使い頂ければと思います。今後はハクバさんの力を借りつつベルボン製品を展開していきますので、どうぞよろしくお願い致します」
とコメントしている。

 

 

〈文〉柴田 誠