CAPAのモータースポーツフォトコンテスト連載「流し撮りGP 2020」第1戦の結果発表です。幻想的な前ボケ表現を生かしたSUPER FORMULA作品で細井渉さんが優勝を獲得しました。
流し撮りGP2020 第1戦の結果は『CAPA』2020年7月号に小林稔審査委員長の評価コメント入りで掲載されています。併せてお楽しみください。
※入賞者名欄「R」はルーキー(第1戦終了時の年間総合ランキングはこちら)
GP1位「輝く時」 細井渉(栃木県)
ニコンD4 AI AF-S ニッコール ED 400ミリF2.8D II(IF)+ TC-20E III Mモード(1/640秒 F2.8 ) ISO 50 WB:晴天
SUPER FORMULA 2020 公式テスト(富士スピードウェイ)
GP2位「チャレンジの痕跡」 細野勉(神奈川県)
コメント:縁石に刻まれた無数のタイヤ痕を写すために、ハイアングルで撮影しました。
ニコンD500 AF-S ニッコール 200~500ミリF5.6E ED VR Mモード(1/1000秒 F10) ISO 100 WB:AWB
SUPER FORMULA 2020 公式テスト(富士スピードウェイ:コカ・コーラコーナー)
GP3位「黄色い世界」 橘敬介(愛知県)
ニコンD5 AF-S ニッコール 500ミリF4E FL ED VR Mモード(1/40秒 F16)
SUPER FORMULA 2019(鈴鹿サーキット:200R)
GP4位「#720」 中島裕(神奈川県:R)
ニコンD500 AF-S ニッコール 600ミリF4E EL Mモード(1/500秒 F4) ISO 400 WB:6600K
SUPER GT 2019(富士スピードウェイ:コカコーラコーナー)
GP5位「煌めきのアタック」 高宮一樹(千葉県:R)
キヤノンEOS7D MarkⅡ シグマ150~600ミリF5-6.3 DG OS HSM Contemporary Mモード(1/10秒 F14) ISO 100 WB:AWB
SUPER FORMULA 2020 公式テスト(富士スピードウェイ:アドバンコーナー)
GP6位「夕陽」 清水敏行(東京都)
コメント:レース終盤、斜光に照らされるマシンを狙いました
ニコンD4S AF-S ニッコール 400ミリF2.8E FL ED VR Mモード(1/400秒 F2.8) ISO 100 WB:晴天日陰
SUPER GT 2019(富士スピードウェイ)
GP7位「somke」 武川卓平(神奈川県)
キヤノンEOS-1D Mark III EF400ミリF5.6L USM Mモード(1/200秒 F9) ISO 50 WB:AWB
SUPER FORMULA 2011(富士スピードウェイ)
GP8位「Go ahead」 堀出明広(三重県:R)
コメント:2019年JAF GPです。ヘアピンの出口でゼブラゾーンにタイヤを落としながらも前へ前へとアクセルを踏み込むドライバー。目の前をかっ飛ぶフォーミュラカーの迫力を1/10秒のスローシャッターで捉えました。
キヤノンEOS5D Mark Ⅳ EF500ミリF4L IS USM Tvモード(1/10秒)-1.3補正 ISO 100 WB:AWB
SUPER FORMULA 2019(鈴鹿サーキット:ヘアピン)
ランキング表(第1戦終了時点)
エントラント欄: Rはルーキー(前年2019年シーズンの入賞得点がなかった応募者エントラント。歴代の年間チャンピオン獲得者を除く)。
エントラント欄: 赤文字は歴代の年間チャンピオン獲得者
得点欄: 毎戦の入賞得点は、優勝=10点、2位=8点、3位=6点、4位=5点、5位=4点、6位=3点、7位=2点、8位=1点。予選通過=1点。
得点欄: 応援ドライバーが写っている作品で入賞するとボーナス得点1点。ルーキーが初入賞するとルーキー得点3点。
得点欄: P=入賞得点、Q=予選通過得点、B=応援ドライバーボーナス得点、R=ルーキー初入賞得点。
順位欄: ランキング順位は、合計得点が同点の場合は上位入賞している方が上位。それでも同じ場合は先に得点した方が上位となります。
流し撮りGP 2020 第1戦 予選通過作品
予選通過「夢の競演」 稲荷吉洋(三重県)
コメント:SUPER GTとDTMの夢の競演のスタートシーンです。
ニコンD5 AF-S ニッコール 500ミリF4G ED VR Mモード(1/1250秒 F6.3) ISO 5000 WB:AWB
SUPER GT DTM 2019(富士スピードウェイ:コカ・コーラコーナー)
予選通過「開幕を前に」 葛原一伸(岡山県)
コメント:2020年2月に岡山国際サーキットで行われたSUPER GTテストの1枚です。新型スープラのJAF-GT車両ですが、GT500とはまた違ったボディメイクでたくさん撮影しました。セッション終盤の陽の当たり方と、テストならではのカラーリングのないカーボン素材ボディの反射が良かったです。
ニコンD750 タムロンSP 70~200ミリF2.8 Di VC USD G2 Mモード(1/4000秒 F2.8) ISO 125 WB:AWB
SUPER GT 2020 テスト(岡山国際サーキット:マイクナイト)
予選通過「銀世界のライダー」 関場冬樹(宮城県)
ニコンD500 AF-S ニッコール 24~120ミリF4G ED VR Mモード(1/60秒 F10) ISO 100 WB:AWB
オフロードエンヂュアランス 2020(スポーツランドSUGO:モトクロスコース)
予選通過「シーズンオフのひととき」 古田正貴(東京都:R)
キヤノンEOS-1D X Mark Ⅳ シグマAPO 500ミリF4 EX HSM Mモード(1/500秒 F5) ISO 640 WB:AWB
HONDA Racing THANKS DAY 2019(ツインリンクもてぎ:90度コーナー)
予選通過「待ち焦がれる開幕」 武川敏和(神奈川)
コメント:2020年シリーズ、待ちに待った撮影でしたが、残念ながらこの1日だけ。次の撮影はいつになるのでしょうか。今シーズンはまだ1度も撮影できていない流し撮りファンの方も多いと思います。今はただじっと我慢するだけです。
キヤノンEOS7D Mark II シグマ150~600ミリF5-6.3 DG OS HSM Sports Mモード(1/8秒 F29) ISO 100 WB:AWB
SUPER FORMULA 2020 公式テスト(富士スピードウェイ:13コーナー)
予選通過「次世代エース」 山森裕子(東京都:R)
ニコンD5 タムロンSP 150~600ミリF5-6.3 Di VC USD G2 Mモード(1/50秒 F8)ND8フィルター使用 ISO 100 WB:AWB
(ツインリンクもてぎ)
予選通過「パワーオン」 市川貴英(静岡県:R)
キヤノンEOS-1D X MarkⅡ EF400ミリF2.8L IS II USM + EX EF2.0x Ⅲ Mモード(1/15秒 F20)ND0.6フィルター使用 ISO 100 WB:AWB
SUPER FORMULA 2020 公式テスト(富士スピードウェイ:13コーナー)
予選通過「夕陽に輝く」 拭石学(大阪府)
コメント:2020年3月の全日本ロードレースのテスト走行を撮影しました。夕方のスプーンカーブは路面が輝いて美しかったです。今年、ホンダに復帰して33号車に乗る渡辺一馬選手に期待しています。
ニコンD500 AF-S ニッコール 200~500ミリF5.6E ED VR Mモード(1/200秒 F13) ISO 125 WB:日陰
全日本ロードレース選手権 テスト走行2020(鈴鹿サーキット:スプーンカーブ)
予選通過「攻める」 森直隆(東京都)
オリンパスOMーD E-M1 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 300ミリF4.0 IS PRO + MC-2.0 Mモード(1/15秒 F8) ISO 200 WB:5400k
SUPER 耐久 2019(富士スピードウェイ:コカ・コーラコーナー)
予選通過「富士山」 大房哲也(東京都)
コメント:富士山をバックに背景がギリギリ残るように撮りました
ニコンD5 AF-S ニッコール 80~400ミリF4.5-5.6G ED VR Mモード(1/8秒 F16)NDフィルター使用 ISO 100 WB:晴天日陰
SUPER GT(富士スピードウェイ:コカ・コーラコーナー)
予選通過「輝く時」 海老沢好男(栃木県:R)
コメント:夕方の斜光の中をアタックする長島哲太選手です。赤と白の車体とツナギが鮮やかに輝いていました。
ニコンD500 AF-S VR ズームニッコール 200~400ミリF4G IF-ED Mモード(1/125秒 F16) ISO 100 WB:晴天
鈴鹿8時間耐久ロードレース 2019(鈴鹿サーキット:S字)
予選通過「beautiful sound」 荒木和幸(大阪府:R)
ニコンD5100 AF-Sズームニッコール70~300ミリF4.5-5.6G ED VR オート
(鈴鹿サーキット:スプーンカーブ)
予選通過「#18」 佐藤公一(埼玉県)
キヤノンEOS-1D X EF70~200ミリF2.8L IS Ⅱ USM Mモード(1/10秒 F8) ISO 100
SUPER GT 2019(富士スピードウェイ)
予選通過「飛行機雲とともに」 植松改斗(奈良県:R)
キヤノンEOS 7D Mark II EF8~15ミリ F4L Fisheye USM Mモード(1/25秒 F22 ) ISO 100 WB:太陽光
SUPER GT 2020(鈴鹿サーキット:ヘアピン)
たくさんのご応募ありがとうございます!
CAPA「流し撮りGP2020」は、皆様からのご応募をお待ちしております。
https://getnavi.jp/capa/info/capaph/2/
流し撮りGPの審査委員長は、写真家の小林稔さん(日本レース写真家協会[JRPA] 会長)。流し撮り作品の迫力や撮影技術など、写真の総合力を評価・審査します。