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極太パイプを採用したベルボンの高性能カーボン一脚「ジオ・ポッドNプロ」シリーズ

ハクバ写真産業は、Velbon (ベルボン) のカーボン一脚「ジオ・ポッドNプロ」シリーズ4機種を2020年9月25日に発売した。フラッグシップモデルの4段三脚「N84 プロ」、6段三脚「N86 プロ」と5段のハイスペックモデル「N75 プロ」「N65 プロ」をラインナップする。

ジオ・ポッドNプロ
左から「N84 プロ」「N86 プロ」「N75 プロ」「N65 プロ」

 

ジオ・ポッドNプロシリーズは、脚材に5層の繊維層を重ね剛性を高めた極太カーボンファイバーパイプを採用。パイプ表面を高精度に研磨することで、よりスムーズな伸縮を実現する。

さらに、脚パイプ内部の空回り防止機構により、パイプの空回りや供回りを防止。どの段からでも快適に「ゆるめる・しめる」操作が可能となっており、セッティング時間が大幅に改善されている。

ジオ・ポッドNプロ
 

脚を固定するナットは、シンプルで握りやすいデザインの新形状に変更されている。一度に2~3か所を同時に握って回すことができるため、スピーディーなセッティングが可能だ。

ジオ・ポッドNプロ
 

石突は、大型の蹄型石突を標準装備し、地面をしっかり捕らえて支点がズレにくい構造となっている。

ジオ・ポッドNプロ
通常のゴム石突 (同梱) に交換することも可能。

 

一号脚には、経年変化に強い発泡ゴム製のスポンジグリップを装備。柔らかいタッチで滑らずに握ることができ、寒冷地でも威力を発揮するものとなっている。

雲台取付ネジは、付属の工具でナットを外して上下逆さにすることで、UNC1/4 (細ネジ) ・UNC3/8 (太ネジ) の両方に対応する。雲台は別売りとなっており、一脚に直接カメラを取り付けることも可能だ。

ジオ・ポッドNプロ
 

 

■Velbon カーボン一脚 4段 ジオ・ポッド N84 プロ

プロフェッショナル一脚のフラッグシップモデル。重量級機材を支える超極太の高精度研磨カーボンファイバーパイプを使用し、推奨積載質量7kg。蹄型の石突が地面をしっかり捕らえ、圧倒的な動体対応力を誇る。全高1960mm、縮長610mmで、希望小売価格は36,200円 (税別)。

ジオ・ポッド N84 プロ

[全高] 1960mm [縮長] 610mm [段数] 4段 [脚径] 36mm [台座径] 66mm [質量] 805g [推奨積載質量] 7kg [雲台取付ネジ] UNC1/4、UNC3/8 両対応 [付属品] ベルトポケット、石突ゴム (交換型)、六角レンチ (UNC3/8)

 

■Velbon カーボン一脚 6段 ジオ・ポッド N86 プロ

超極太の高精度研磨カーボンファイバーパイプを使用したフラッグシップモデルで、縮長の短い6段タイプ。全高1570mmながら、縮長は425mmとなっている。推奨積載質量6kg、希望小売価格は37,500円 (税別)。

ジオ・ポッド N86 プロ

[全高] 1570mm [縮長] 425mm [段数] 6段 [脚径] 36mm [台座径] 66mm [質量] 726g [推奨積載質量] 6kg [雲台取付ネジ] UNC1/4、UNC3/8 両対応 [付属品] ベルトポケット、石突ゴム (交換型)、六角レンチ (UNC3/8)

 

■Velbon カーボン一脚 5段 ジオ・ポッド N75 プロ

32mmから始まる高精度研磨カーボンファイバーパイプを使用した5段のハイスペック一脚。5段伸縮脚により携帯性が増し、よりアクティブな撮影に対応する。全高1810mm、縮長505mm。推奨積載質量は5.5kg。希望小売価格は27,200円 (税別)。

ジオ・ポッド N75 プロ

[全高] 1810mm [縮長] 505mm [段数] 5段 [脚径] 32mm [台座径] 66mm [質量] 666g [推奨積載質量] 5.5kg [雲台取付ネジ] UNC1/4、UNC3/8 両対応 [付属品] ベルトポケット、石突ゴム (交換型)、六角レンチ (UNC3/8)

 

■Velbon カーボン一脚 5段 ジオ・ポッド N65 プロ

28mmから始まる高精度研磨カーボンファイバーパイプを使用した5段のハイスペック一脚。全高1570mmで、縮長は450mm、推奨積載質量4kg。希望小売価格は21,900円 (税別)。

ジオ・ポッド N65 プロ

[全高] 1570mm [縮長] 450mm [段数] 5段 [脚径] 28mm [台座径] 53mm [質量] 539g [推奨積載質量] 4kg [雲台取付ネジ] UNC1/4、UNC3/8 両対応 [付属品] ベルトポケット、石突ゴム (交換型)、六角レンチ (UNC3/8)

 

 

〈文〉柴田 誠