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軽くて明るい開放F1.4の単焦点レンズ「atx-m 23mm F1.4 X」「atx-m 33mm F1.4 X」

ケンコー・トキナーは、単焦点レンズ「atx-m 23mm F1.4 X」「atx-m 33mm F1.4 X」を2020年12月11日に発売する。トキナー初の富士フイルムXマウントレンズで、富士フイルムXシリーズのカメラが搭載する「フィルムシミュレーション」にマッチした、柔らかい味わいを表現するレンズというコンセプトで光学設計されている。希望小売価格は23mmが62,000円 (税別)、33mmが55,000円 (税別)。

<2021.10.26> ソニーEマウントが2021年11月12日発売。

atx-m 23mm F1.4 X、atx-m 33mm F1.4 X

 

atx-mシリーズは、トキナーのミラーレスカメラ専用交換レンズ群。ミラーレスカメラの利点である“小型・軽量”を損なわないよう、APS-Cミラーレスに最適化した小型・軽量設計となっている。持つ喜びを感じる金属鏡筒を採用しながら、300gを切る軽さとフィルターサイズ52mmのコンパクトさを実現した。

atx-m 23mm F1.4 X

 

また、STM (ステッピングモーター) の採用により、静かで速く、正確なオートフォーカスを実現。レンズ鏡筒部分には、動画撮影に対応するクリックのない絞りリングを装備する。また、絞りリングを「A」の位置にセットすることで、カメラ側で絞りの操作もできる。

atx-m 23mm F1.4 X

 

開放F値を大口径F1.4、絞り羽根枚数を9枚にすることで、自然できれいなボケ表現を実現した。

atx-m 23mm F1.4 X 作例
「atx-m 23mm F1.4 X」の作例

 

■Tokina atx-m 23mm F1.4 X

レンズ構成は10群11枚、最短撮影距離は0.3mとなっている。

atx-m 23mm F1.4 X

[マウント] 富士フイルムXマウント [焦点距離] 23mm [開放絞り] F1.4 [最小絞り] F16 [レンズ構成] 10群11枚 [画角] 63.4° [絞り羽根枚数] 9枚 [最短撮影距離] 0.3m [最大撮影倍率] 1:10 [フィルター径] φ52mm [サイズ (最大径×長さ)] φ65×72mm [質量] 276g

 

■Tokina atx-m 33mm F1.4 X

レンズ構成は9群10枚、最短撮影距離は0.4mとなっている。

atx-m 33mm F1.4 X

[マウント] 富士フイルムXマウント [焦点距離] 33mm [開放絞り] F1.4 [最小絞り] F16 [レンズ構成] 9群10枚 [画角] 45.7° [絞り羽根枚数] 9枚 [最短撮影距離] 0.4m [最大撮影倍率] 1:10 [フィルター径] φ52mm [サイズ (最大径×長さ)] φ65×72mm [質量] 285g

 

 

〈文〉柴田 誠