オリンパスが、ミラーレスカメラ「OM-D E-M1X」「OM-D E-M1 Mark III」「OM-D E-M1 Mark II」の最新ファームウェアを2020年12月3日に公開した。いずれも「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」に対応、「OM-D E-M1X」は鳥認識AFへの対応も盛り込まれている。
変更内容は以下のとおり。
OLYMPUS OM-D E-M1X ファームウェア Ver.2.0
- インテリジェント被写体認識AFに「鳥認識」を追加。
- ATOMOS社製レコーダーへの動画RAWデータ出力に対応 (記録フォーマットはApple ProRes RAW)。
- 深度合成撮影が可能なレンズに「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」を追加。
- マニュアルフォーカス (MF) 時に、インジケーター表示を追加。
- 動画撮影中のパンニングにおいて、手ブレ補正の安定性を向上。
OLYMPUS E-M1 Mark III ファームウェア Ver.1.2
- ATOMOS社製レコーダーへの動画RAWデータ出力に対応 (記録フォーマットはApple ProRes RAW)。
- 深度合成撮影が可能なレンズに「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」を追加。
- マニュアルフォーカス (MF) 時に、インジケーター表示を追加。
- 動画撮影中のパンニングにおいて、手ブレ補正の安定性を向上。
OLYMPUS E-M1 Mark II ファームウェア Ver.3.4
- 深度合成撮影が可能なレンズに「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」を追加。
- 動画撮影中のパンニングにおいて、手ブレ補正の安定性を向上。
ファームウェアは「OLYMPUS Workspace」を使用してアップデートできる。「OLYMPUS Workspace」のダウンロードはこちらから。
https://app.olympus-imaging.com/olympusworkspace/ja/
なお、「OM-D E-M5 Mark III」のファームウェアVer.1.3も同日に公開されたが、不具合が確認されたため提供が一時中止となっている。不具合修正後に提供を再開するとのこと。
<2020.12.15> 修正ファームウェアVer.1.4が公開された。