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思い出を高画質でデータ化、一括スキャンや傷補正ができるフィルムスキャナー「OpticFilm 135i」

浅沼商会は、Plustek (プラステック) のフィルムスキャナー「OpticFilm 135i」を2020年12月11日に発売した。価格はオープンで、参考価格は58,850円 (税込)。

OpticFilm 135i

自動コマ送り、赤外線によるゴミ検知機能に対応した35mmフィルム専用スキャナーで、直感的なユーザーインターフェースを採用し、Windows / macOSに対応する。スリーブ用とマウント用のホルダーが付属する。

■自動コマ送りで一括スキャン

1回の操作で、フィルムホルダーにセットされた全てのコマを一括でスキャンすることができる。スキャンモードは、カラー (入力48ビット、出力24/48ビット) とグレースケール (入力16ビット、出力8/16ビット) の2モードを搭載。イメージセンサーはCCD、光源にはLEDを採用し、接続はUSB 2.0となっている。

OpticFilm 135i

■高解像度

7200dpiの光学解像度を有しており、専用アプリケーションを使って600~7200dpiの解像度でフィルムをスキャンすることができる。スキャン速度は、600dpiで約52秒、3600dpiで約6分、7200dpiで約25分となっている (カラー / 6コマ / 赤外線機能有効時)。

■ホコリや傷を補正

フィルム上のホコリや傷を赤外線で検出し、ソフトウェア上で自動補正することができる。

■操作系

スキャンは本体のボタン操作、またはソフトウェア上から行うことができる。スキャンしたデータは、その場ですぐに閲覧、編集することが可能だ。

OpticFilm 135i

■対応フィルム

付属のスリーブ用、マウント用のほか、オプションとしてパノラマ用ホルダーも用意されている。

OpticFilm 135i

 

Plustek OpticFilm 135i 主な仕様

イメージセンサー CCD
光源 LED
ハードウェア解像度 7200dpi
スキャンモード [カラー] 入力48ビット、出力24/48ビット [グレースケール] 入力16ビット、出力8/16ビット
スキャン速度 600dpi 約52秒、3600dpi 約6分、7200dpi 約25分 (カラー / 6コマ / 赤外線機能有効時)
対応OS Windows 7 (64bit) / 8 (64bit) / 10 (64bit)、macOS 10.10〜10.15
電源 DC 24V/0.75A
接続 USB 2.0
サイズ 175×259.2×104.3mm
重量 1.56kg
ハードウェア要件 
Intel i5 以上のCPU、RAM 容量4GB (推奨8GB)、20GB以上の空き容量があるHDDまたはSSD、CD/DVDドライブまたはインターネット接続

 

 

〈文〉柴田 誠