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読んだらきっと山へ写真を撮りに行きたくなる『道しるべに会いに行く 丹沢・不老山周辺の岩田㵎泉さんの道標』

浅井紀子さんの文章と三宅岳さんの写真で綴った書籍『道しるべに会いに行く 丹沢・不老山周辺の岩田㵎泉さんの道標』が発売された。

浅井紀子・三宅岳『道しるべに会いに行く 丹沢・不老山周辺の岩田㵎泉さんの道標』

 

山歩きに道標は欠かせない。地図を見ながら、コースに現れる道標を頼りに先へ進む。丹沢・不老山周辺には私製のそれがあり、ハイカーを楽しませている。そこには行先の情報だけでなく、この地にまつわる物語やなぞなぞが出題されることもある。表示板も横長や山稜をあしらったものなどさまざま。写真家の三宅岳さんをはじめ、多くのファンが記録に残し、ブログなどに綴っている。そうした多くの人たちの想いを一つにまとめた、山行に誘うガイドブックだ。

 

道しるべに会いに行く 丹沢・不老山周辺の岩田㵎泉さんの道標
浅井紀子 著・三宅岳 写真
A5判変型・140ページ
本体 1,600円(税別)
2020年9月26日発売
風人社

 

 

〈文〉市井康延