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全部で地球の直径に迫る長さ! キヤノンのレンズが累計生産本数1億5千万本を達成

キヤノンのRF/EFレンズシリーズの累計生産本数が、2021年1月に1億5千万本を達成。カメラ用交換レンズとして世界最多累計生産本数を更新した。

キヤノン交換レンズ累計生産本数1億5千万本

 

RF/EFレンズシリーズは、キヤノンEOSシリーズ用の交換レンズ。一眼レフカメラ用のEF/EF-Sレンズ、APS-Cミラーレスカメラ用のEF-Mレンズ、映像用のEFシネマレンズに加え、2018年にはフルサイズミラーレスカメラ用のRFレンズが登場。全体で合計118種類のレンズをラインナップする (2021年2月3日時点、エクステンダー4種を含む)。

世界初の電子マウント方式を採用したAF一眼レフカメラとして1987年に誕生した「EOS 650」と同時発売された「EF35-70mm F3.5-4.5」「EF35-105mm F3.5-4.5」「EF50mm F1.8」がその歴史のスタートだ。

2014年4月にはカメラ用交換レンズとして世界初となる累計生産本数1億本を達成。それ以降も着々と生産本数を伸ばして2018年12月に1億4千万本、2021年1月に1億5千万本に到達し、世界最多記録を更新した。1億5千万本目に生産したレンズは「RF70-200mm F2.8 L IS USM」だったという。

RF70-200mm F2.8 L IS USM
RF70-200mm F2.8 L IS USM

2021年3月には、望遠ズームレンズ「RF70-200mm F4 L IS USM」の発売も控えている。ちなみに、これまで生産してきた1億5千万本を並べると約12,450kmとなり、地球の直径約12,742kmに迫る長さになるそうだ。

RF70-200mm F4 L IS USM
RF70-200mm F4 L IS USM

 

キヤノン交換レンズ累計生産本数1億5千万本

 

 

〈文〉佐藤陽子