ニュース

柔らかな描写が楽しめる開放F1.1のAPS-C用レンズ「KamLan KL 32mm F1.1」

サイトロンジャパンは、KamLan (カムラン) のマニュアルフォーカスレンズ「KamLan KL 32mm F1.1」を2021年2月12日に発売する。APS-Cミラーレスカメラ用に設計されており、対応マウントはソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-M、マイクロフォーサーズ。価格はオープンで、参考価格は31,350円 (税込)。

KamLan KL 32mm F1.1

■光学性能

高屈折ガラスを5枚使用した7群9枚の光学設計を採用し、開放値F1.1の極めて明るいレンズながら周辺減光をできるだけ抑え、口径食の影響も少なくなっている。最小絞りはF11、最短合焦距離は約40cmで、フィルター径は62mmとなっている。

KamLan KL 32mm F1.1

■開放ではボケを生かした優しい描写

絞り羽根は11枚の円形絞りを採用する。絞り開放時には、非常に柔らかく豊富な諧調と美しいボケ味による優しい描写を楽しむことができ、絞りを2〜3段絞るとコントラストやシャープネスも向上。1本でさまざまな表現を楽しむことができる。

KamLan KL 32mm F1.1
作例

■極めて明るい開放F値1.1

F1.1という極めて明るい開放F値は、高感度設定と組み合わせることで、夜間のスナップなど暗所での撮影に威力を発揮する。

■絞りリングはクリックレス仕様

絞りリングは、動画撮影にも最適なクリックレスタイプを採用する。

KamLan KL 32mm F1.1 主な仕様

マウント キヤノンEF-M、ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ
焦点距離 32mm
絞り F1.1〜11
レンズ構成 7群9枚
画角 48°
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)
最短撮影距離 約40cm
フィルター径 φ62mm
サイズ φ70×92mm
質量 約601g (マウントにより異なる)

 

〈文〉柴田 誠