スペースシャトル・ディスカバリー号により宇宙空間に設置されたハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像を収録した『EYES OF HUBBLE』が発売された。
ハッブル宇宙望遠鏡は地上から約550kmを周回しながら、星雲や銀河など宇宙の風景を撮影する。本書は運用が開始された1990年からの30年間の記録をまとめた。
大気に遮られていない宇宙の光景は、想像以上に煌びやかで壮大だ。観音開きになるページでは10万を超す星が密集する球状星団や、星の最期の姿を捉えた惑星状星雲などを掲載。宇宙の多彩な現象に魅了される。
ハッブル宇宙望遠鏡 探究と発見のまなざし『EYES OF HUBBLE』
渡部潤一 (監修)、岡本典明 (執筆)
238×240mm・224ページ
本体 2,500円（税別）
2020年11月27日発売
クレヴィス
〈文〉市井康延