焦点工房は、中一光学の超大口径標準レンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95」に、新たにライカMマウントをラインナップ。2021年2月26日に発売した。カラーはブラックとシルバーの2色で、希望小売価格は100,000円 (税別)。
■光学性能
ライカMマウントはEDレンズ2枚、超高屈折率レンズ5枚、超高透過レンズ1枚を使用した8群11枚構成で、最短撮影距離は1.0m。絞り羽根は9枚を採用する。光量の少ない場所での手持ち撮影や、美しく大きなボケ表現など、超大口径レンズの特徴を生かした表現が可能だ。
■操作性
重厚感のある金属製の鏡筒は、Mマウントのカメラと相性が良く、バランスのとれた設計となっている。
距離計連動微調整用ツールが付属し、距離計のピントがズレる場合は、レンズマウント部にある距離計連動カムを付属の調整用金具で回して調整可能。レンズフードを内蔵しており、フィルター径は67mmだ。
中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95 ライカMマウント 主な仕様
カラー ブラック、シルバー
マウント ライカM
フォーカス MF (マニュアルフォーカス) ※距離計連動型
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離 50mm (35mm判換算 50mm相当)
絞り F0.95〜F16
レンズ構成 8群11枚 (EDレンズ2枚、超高屈折率レンズ5枚、超高透過レンズ1枚)
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 1.0m
最大撮影倍率 0.05倍
フィルター径 φ67mm
サイズ (最大径×長さ) φ75×81mm (マウント部を除く)
質量 約668g
〈文〉柴田 誠