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驚異的に明るいF0.95超大口径レンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95」待望のキヤノンEFマウント発売

焦点工房は、キヤノンEFマウントに対応する中一光学の超大口径標準レンズ「SPEEDMASTER (スピードマスター) 50mm F0.95 EF」を2020年5月12日に発売した。希望小売価格は110,000円 (税別) 。35mmフルサイズに対応し、専用フードが付属する。

SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF

「SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF」は、超大口径レンズの特徴を生かして、暗所での手持ち撮影も可能な単焦点のマニュアルフォーカスレンズ。金属製の鏡筒を採用しており、重厚感となめらかな質感の外観となっている。高屈折低分散ガラスレンズ6枚とEDレンズ1枚を使用した6群12枚構成を採用し、最短撮影距離は0.65mで、クリック感のない無段階式の絞りリングとなっている。最小絞りはF16、フィルター径は82mm。

SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF
▲フード装着時

 

先行して発売されているミラーレス対応の「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」(2019年5月20日発売) は7群10枚構成で、最短撮影距離0.5m、フィルター径67mmとなっており、同じF0.95ではあるものの構造が異なる。大きさも「SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF」は全長約128mm、重さ約1500gで、「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」の全長88mm、重さ約770gよりもひと回り大きなレンズとなっている。

<装着例>

SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF

中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF 主な仕様

マウント キヤノンEF
フォーカス MF (マニュアルフォーカス)
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離 50mm (35mm判換算)
絞り F0.95〜F16
レンズ構成 6群12枚 (EDレンズ1枚、高屈折低分散ガラスレンズ6枚)
絞り羽根枚数 11枚
最短撮影距離 0.65m
最大撮影倍率 0.1倍
フィルター径 φ82mm
サイズ (最大径×長さ) Φ89.5×128mm
質量 約1500g

 

 

〈文〉柴田 誠