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ソニーGマスター初のF1.2登場! とろけるようなボケ味の大口径標準レンズ「FE 50mm F1.2 GM」

ソニーは、35mmフルサイズ対応の大口径標準単焦点レンズ「FE 50mm F1.2 GM」を2021年4月23日に発売する。

FE 50mm F1.2 GM

 

ソニーEマウントのプレミアムレンズシリーズ G Master (ジー マスター) に位置付けられたレンズで、高解像性能を小型・軽量設計で実現した。価格はオープン。市場推定価格は280,000円前後 (税込) で、レンズフード、ソフトケースが付属する。予約販売は3月23日から。

■光学性能

「FE 50mm F1.2 GM」は、3枚の超高度非球面XA (extreme aspherical) レンズを含む10群14枚構成。フローティングフォーカス機構を採用し、無限遠から近接まで鮮鋭に描写する。最短撮影距離は0.4mで、「ナノARコーティング II」による高い逆光耐性とヌケの良いクリアな画質を実現する。フィルター径は72mmだ。

FE 50mm F1.2 GM

■とろけるようなボケ味

11枚羽根の円形絞り、超高度非球面XAレンズの採用により、G Masterならではのとろけるようなボケ味が得られる。最大径87mm×長さ108mm、質量約778gの小型・軽量設計で、G Master初となる開放F値1.2を実現した。

FE 50mm F1.2 GM

■AF性能

XD (eXtreme Dynamic) リニアモーターを4基搭載しており、大口径レンズながら高速・高精度・高追従で静粛なAF駆動を実現。被写界深度が浅く、シビアなフォーカシングが求められるシーンでも被写体を正確に捉えた撮影が可能となっている。また、動画撮影時も高いAF性能を発揮する。

■操作性・信頼性

鏡筒側面と上面の2か所に配置されたフォーカスホールドボタンは、カスタマイズが可能となっている。また、絞りリングはクリック切り換えが可能。フォーカスモードスイッチも搭載され、高い操作性を実現する。

FE 50mm F1.2 GM

マニュアルフォーカスでは、タイムラグが少なく応答性に優れた「リニア・レスポンスMF」により、精緻なピント合わせを可能にする。防塵・防滴に配慮した設計で、最前面のレンズには汚れの付着を防止するフッ素コーティングを採用する。

FE 50mm F1.2 GM
α1 装着例

先行展示

2021年3月19日より、ソニーショールーム / ソニーストア銀座、ソニーストア札幌、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪、ソニーストア福岡天神で先行展示を実施する。

SONY FE 50mm F1.2 GM 主な仕様

型名 SEL50F12GM
マウント ソニーEマウント
焦点距離 50mm (APS-Cカメラ装着時の35mm判換算 75mm相当)
開放絞り F1.2
最小絞り F16
レンズ構成 10群14枚
画角 47°(35mm判) / 32°(APS-C)
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)
最短撮影距離 0.4m
最大撮影倍率 0.17倍
フィルター径 φ72mm
サイズ (最大径×長さ) φ87×108mm
質量 約778g
付属品 フード ALC-SH163、レンズフロントキャップ ALC-F72S、レンズリヤキャップ ALC-R1EM、ソフトケース、ケースストラップ