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タネも仕掛けも…あります! 遊びながら撮影テクニックがわかるトランプ「The Photography Deck」

カードゲームをしているうちに、いつのまにか写真がうまくなる…。そんな手品のようなアイテムがクラウドファンディングに登場した。渋谷商会は、カメラ・写真に関する知識がデザインされたトランプ「The Photography Deck」の販売プロジェクトをクラウドファンディングサイト Machi-yaにて開始した。

The Photography Deck

 

プロジェクトはすでに目標金額を達成しており、2021年3月30日までに支援額を支払うことで、リターンとして製品を入手できる。発送予定は2021年4月中旬。

「The Photography Deck」には、写真撮影に関する重要なルールやテクニックが、洗練されたデザインでわかりやすく記載されている。もちろん普通のトランプとして遊べるので、楽しんでいるうちに自然と写真のスキルを身に付けられるという、「コーチングトランプ」だ。英語版と日本語版が用意されている。

The Photography Deck

サイズは8.9×6.4cmの標準トランプサイズ。開発者のEric Bohringさんはドイツ出身の写真家兼映像クリエイターで、こだわりのデザインには「クリエイティブな発想が沸くように」との思いも込められているそうだ。

The Photography Deck
紹介動画より。J、Q、K、ジョーカーは一見、普通の絵柄…と思いきや、みんなカメラを持っている! 写真仲間や学生へのプレゼントにもピッタリだ。

4つの絵柄 (スート) ごとに、4つのカテゴリに分けてさまざまなテクニックを解説。スペードは焦点距離や露出、センサーサイズなど、カメラに関する基本知識。ハートはフレーミング、奥行き、三分割法といった構図・構成に関すること。クラブは撮影モード、ホワイトバランス、色理論などテクニック全般。ダイヤは撮影スタイルに関することで、フラッシュ・マクロ・長時間露光撮影など、シチュエーション別の設定を説明している。カードをポケットにしのばせておいて撮影現場で見返すなど、ミニテキストとして使ってもOK。カードだから、知りたい項目だけを持ち歩けるというのもポイントだ。

The Photography Deck

日本語版は紙製のカードで、高品質のブルーコアペーパーを使用しており、滑らかで手に良く馴染むという。紙製ボックスは頑丈で耐久性があり、美しい金と銀の箔押しとエンボス加工が施されている。よく見るとカメラ設定でおなじみのアイコンや三脚があちらこちらに。

The Photography Deck

英語版のカードは防水性プラスチックで、ボックスは紙製。写真の技術だけじゃなく英語も習得できるかも!?

The Photography Deck

支援額 (税・送料込)

日本語版 1個 3,090円
英語版 1個 3,200円
日本語版 2個 5,860円

 

〈文〉佐藤陽子