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これが“竹内流”の極意だ! 風景写真の大御所が解説する30年前の貴重な映像を蔵出し

風景写真家・竹内敏信さんと、音楽家・西潟昭子さんの動画を公開している「TAフォト&サウンドオフィス」のYouTubeチャンネルで、約30年前の貴重な動画「CAPA VOOKS『風景を撮る』竹内敏信」が公開された。

CAPA VOOKS『風景を撮る』竹内敏信
画像はすべてTAフォト&サウンドオフィスYouTubeチャンネルより。

 

この動画は、銀塩カメラが主流だった1990年に本とビデオのセットで学習研究社より発売された「CAPA VOOKS」に収録されていたもの。竹内敏信さんが富士山とその周辺で風景写真の撮影テクニックを解説している。

フレーミング、フットワーク、シャッタースピード、露出補正の4つのノウハウに加え、「風景写真とは何か」といった根源的なテーマについても言及。今なお色褪せることのない竹内流の極意が詰まった1本だ。

CAPA VOOKS『風景を撮る』竹内敏信

「フレーミングのバリエーション」の解説では、実際にビデオカメラを使ってさまざまなフレーミングを映像で紹介。動画ならではのわかりやすい内容となっている。

CAPA VOOKS『風景を撮る』竹内敏信

西湖、河口湖、白糸の滝、二十曲峠を訪れ、撮影の様子とともに作品も観ることができる。

CAPA VOOKS『風景を撮る』竹内敏信

「写真には若干の破綻があったほうがいいこともある」と、作画に対する考えを述べる竹内さん。竹内さんが語る「風景写真のスピリッツ」は必見だ!

CAPA VOOKS『風景を撮る』竹内敏信

■CAPA VOOKS『風景を撮る』竹内敏信

 

CAPA VOOKS『風景を撮る』竹内敏信
TAフォト&サウンドオフィス YouTubeチャンネルでは、ほかにも1980年代以降の貴重な動画を公開中!

 

〈文〉鬼沢幸江